ファスティングの前後は何をしたら良い?正しいファスティングの方法を教えます

皆様はファスティングというダイエット方法をご存知でしょうか。
このファスティングとはプチ断食とも呼ばれる手軽なダイエット方法ですが、実は実際に断食している期間と同じくらい大切なのがファスティング前後(特に後)の食事です。
今回はファスティング前後の過ごし方について解説します。

□ファスティング前後の過ごし方とは

ファスティング期間中は基本的に固形物を摂取しません。
しかし、最大限に効果を発揮するためには、できるだけファスティング開始数日前から消化の悪い食事は避ける方が良いでしょう。
また、ファスティング終了後にすぐに通常の食事に戻すのは、休んでいた体がびっくりしてしまい、逆に不調をきたす恐れががあるので、決してしないで下さい。

そこで必要となるのが、ファスティング前の準備食と終了後の回復食です。
準備食は体を徐々に空腹や省エネに慣らしていくこと目的とし、回復食は体を徐々に通常の食事に慣らしていくことを目的としています。
これによってダイエット効果をより高めたり、リバウンドしにくくしたりする効果があり、またファスティングの本来の目的のデトックス効果も高める事になります。

□準備食や回復食がなぜ必要なのか

準備食や回復食を十分に取らないとどのような弊害があるのでしょうか。
実際には、準備期間を取らなかったことで、思ったより効果が感じられなかったり、ファスティング期間中の空腹が余計につらく感じて、結局断念してしまうという事もあります。
適切な準備期間を設けないと強い空腹感が起きやすく、また、せっかくファスティングを開始しても、前日までの未消化物などが残っていると、最初の1日目の効果が半減してしまったりと、勿体ない結果になる事があります。
しっかりと痩せやすい状態を作るためにも、可能であれば、2日程度の準備期間を設けるのがベストです。
けれども、1日ファスティングなどの際は、食べ過ぎた翌日に手軽に行えばよいので、特に準備期間を設ける必要はありません。

準備期間の間は腸にあまり負担をかけない食事を心がけると良いでしょう。
回復期間は、準備期間以上にしっかりと設けないと体に大きな負担がかかります。
固形物を食べない事で休まっていた胃腸はかなり敏感な状態なので、急に固形物や消化の悪いものを口にすると、うまく対処できず体調を壊してしまう事もあります。
また、ダイエット目的の場合は、溜まった食欲から暴食に走ってしまい、結果的にリバウンドしてしまうことにつながります。
ファスティング直後はとにかく内臓が敏感なので、断食日数と同じ期間をかけて、徐々にゆっくり通常のお食事に戻していってください。
ここで暴飲暴食に走ったり、好きなものをいきなり食べてしまうと、断食期間がむだになるといっても過言ではありません。
そのため、回復期間の食事は準備食と同じかそれ以上に重要と言えるでしょう。
回復期間の間は胃腸のリハビリのような感覚で丁寧に食事をすることを心がけましょう。

またファスティング期間中は固形物の摂取を控えるのが基本ですが、栄養不足に陥らないためにも、バランスの良い栄養素が含まれた良質な酵素ドリンクなどを摂取することを強くお勧めします。
期間中にもきちんと栄養を摂ることで体調も崩しにくく、代謝も上がり、また空腹を感じにくいので暴食にも陥りにくいので積極的に摂取するとより失敗しにくくなるでしょう。

□まとめ

今回はファスティング前後の食事について解説しました。
ファスティングは断食期間外でも気をつけることが多くあります。
食習慣を適切にし、痩せやすい体を維持するためにも、ファスティング前後の食事にも気をつけましょう。