ファスティング(断食)の意外な効果とは?ファスティング(断食)によるアンチエイジングの方法について解説します

ダイエットの方法の一つとして、ファスティング(断食)が今人気を集めているのをご存知でしょうか?
なぜなら、ファスティング(断食)をすることで、高いダイエット効果が得られるだけでなく、様々なメリットが得られるからです。

実は、ファスティング(断食)には、アンチエイジングの効果もあります。

そこで今回は、ファスティング(断食)とアンチエイジングの関係について解説します。

□そもそも体が老化する原因とは?

アンチエイジングとは、体が老化していくスピードを遅くすることですが、そもそも体の老化は何が原因で起こっているのか知っている方は少ないでしょう。
体の老化の原因は、大きく二つあります。

一つは、体の酸化です。

人間は生きるために、体内に酸素を取り入れることによって、エネルギーを生み出します。
その過程の中で、酸素の一部は、活性酸素という酸化力の強い物質に変化します。
この活性酸素は、体内に侵入したウイルスや細菌から体を守る働きをするのですが、活性酸素が増えすぎるのもよくありません。

というのも、体内の活性酸素が増えると健康な細胞や血管まで傷つけてしまいます。
これが、体の酸化です。
人間の体は活性酸素を抑えるための抗酸化酵素を持っているのですが、年齢を重ねるごとにこの働きは弱くなってしまいます。
体の酸化が進むと、動脈硬化などのリスクが高まるので注意しましょう。

もう一つは、体の糖化です。

体の多くはタンパク質でできていますが、摂取しエネルギーとして使われなかった余剰な糖分があると、体内のタンパク質と結びつき、AGEという物質を生み出します。
このAGEが老化を促進させる物質で、つまり老化とはこのAGEが体に溜まっていくことです。

糖化は、肌のくすみやシワの原因になったり、新陳代謝を悪くしたりと美容にも様々な悪影響を及ぼすので注意しましょう。

□断食とアンチエイジングの関係とは?

ここまで、体が老化する原因について解説しました。
では、ファスティング(断食)を行うことでどのようなアンチエイジング効果があるのでしょうか。

実際に行われた調査によると、ファスティング(断食)を行うことで体内の抗酸化物質が著しく増加することがわかりました。
つまり、ファスティング(断食)により、体の老化の原因の一つである酸化を防ぐ抗酸化物質が、増加することが分かったのです。

また、ファスティング(断食)は一定期間、必要最低限の栄養のみ摂取するため、余剰な糖質量が減り、
また、代謝臓器が休まったり代謝が活発になる事で、糖がエネルギーとしてきちんと使い切られるため
結果的に糖化を防ぐことにもつながります。
このように、断食を行うことで効果的なアンチエイジングが行えます。

□まとめ

今回は、ファスティング(断食)とアンチエイジングの関係について解説しました。
ファスティング(断食)は、正しい方法で行うことによって、ダイエット以外にも様々な効果を得られます。
ただし、必要な栄養素を得られない無茶なファスティング(断食)には、健康的なリスクもあるので、期間中には良質な発酵酵素ドリンクを使用して実行するなど、健康に過ごせるだけの栄養補給をきちんとしながら行いましょう。