ファスティング(断食)すると太るって本当?ファスティング(断食)ダイエットの正しい方法について解説します

皆さんの身の回りで、ファスティング(断食)の経験がある方もいらっしゃるのではないでしょうか?

ファスティング(断食)は、その手軽さで話題になっているダイエット方法ですが、逆に太るという意見も時々聞かれます。
実際に、正しい方法でファスティング(断食)をしないと、リバウンドにつながってしまうのです。
今回は、ファスティング(断食)で逆に太ってしまう原因などをご紹介します。

□ファスティング(断食)でよくある勘違いは?

ファスティング(断食)をしたにもかかわらず、なぜか逆に太ってしまう方は、正しいやり方でファスティング(断食)ができていない可能性があります。
また、ファスティング(断食)について勘違いをしている方も多いでしょう。

まず、よくある勘違いがファスティング(断食)を行う期間です。
多くの方はファスティング(断食)をできるだけ長い期間行えば、その分効果が高まると思っているのではないでしょうか。

しかし、実は、慣れていない方の長期的なファスティング(断食)は逆効果だと言われています。
長期間断食を行うと体脂肪では、エネルギーの供給が間に合わなくなるため、筋肉がエネルギーとして使われてしまう事もあります。
また長期の断食は、栄養不足のリスクもあるので避けた方が良いでしょう。

また、ファスティング(断食)の際に多くの方が気にする体重の変化ですが、気にするべきことは体重ではありません。
ファスティング(断食)は、体重を減らすのが目的ではなく、あくまで体内のリセット・リフレッシュ・クレンジングです。
食べ過ぎの習慣から離れる事や、代謝を高める事で太りにくい身体づくりをする事が大切なので、体重よりも、胃腸を休める事や、乱れた食生活を治すことに重点を置きましょう。

□断食の正しい方法とは?

ファスティング(断食)をする際は、一切の食事をいきなりやめてしまうのではなく、必要な栄養素はしっかり摂りながら、計画的に行う事が大切です。

1日ファスティング以外の場合、ファスティング(断食)を行う手順としては、
まず準備期間→ファスティング(断食)期間→復食期間の3つを設けることからしましょう。
急に断食を行っても悪いわけではありませんが、体と心へのサインを事前に送る事で、より効果的なファスティング(断食)となります。
断食の2~3日前から、いつもよりも胃腸への負担が少ない食事を心がけ、断食に徐々に移行していくのがオススメです。

次に、断食期間中の食事ですが、基本的に固形物を摂取できません。
しかし、水だけで過ごすのは、医師の指導の下でもない限り危険なため、絶対にしないでください。
また、ここで必要な栄養素が補給できていないことが、後の大きなリバウンドの原因となるので
かならず、固形物以外の方法で、消化に負担がかからず、ある程度のカロリーがあり、健康に過ごすために必要な栄養素を摂取できる飲み物を用意して下さい。
この時用いるのに特におすすめなのは、良質な発酵酵素ドリンクを用いる事です。
酵素ドリンクには生きていくために必要な栄養補給以外にも、ファスティング(断食)ダイエットの効果を高めてくれる作用が期待できるので、積極的に摂取すると良いでしょう。

そして、断食終了後の回復食の期間が最も重要です。
ここで間違うと、リバウンドや胃腸障害の原因となり、ファスティング(断食)ダイエットは失敗となります。
断食が終わってからしばらくは回復期と言って、徐々に通常の食事に戻っていく期間が必要です。
この期間は、最初はごく薄いおかゆなどから始め、断食期間と同じ日数をかけて、徐々に胃腸への負担が少ない食物を摂取していきましょう。

□まとめ

今回は、断食で太る原因や正しい断食の方法について解説しました。
断食はむやみに行ってしまうとダイエット効果が得られなかったり、リバウンドしてしまったりしまう原因となってしまいます。
断食を行う際は、正しい方法で計画的に行いましょう。