ファスティングの後に食べる回復食は何がいい?

みなさんは、ファスティングについてご存じですか?
ファスティングは、ある一定の期間内は固形物を摂取しないことで、胃腸を休ませ、代謝をあげ、
体内の老廃物を排泄する美容・健康法のことです。
実は、ファスティングは終わった後の回復食が最も大切だと考えられています。
今回は、ファスティングの後の回復食は、どのようなものがいいのかについてご紹介します。

□なぜファスティング後の回復食は必要なの?

「ファスティングは終わったしもういいや」とすぐにもとの生活をしてしまう前に、まず回復食を摂る期間を作りましょう。
なぜならファスティングの後の胃腸は、大変敏感な状態なので、急激に通常の食事を摂取すると
びっくりしてしまい、胃腸に大きな負担がかかることになってしまうからです。
また、ファスティング後の体は一時的な飢餓状態であるため、栄養の吸収率が高く、いきなり高カロリーのものを摂取すると、通常より脂肪としてついてしまう可能性もあります。
そのため、消化しやすくタンパク質・脂質の低い食材から摂るようにしましょう。
ファスティングは、準備食・ファスティング・回復食の3つがセットです。
これら3つの期間の理想は「1対1対1」といわれています。
ファスティングをした日数分の回復食期間を設けることが理想で、回復食を終えるまで気を抜いてはいけません。
1日ファスティングの際は、特に復食期間を設ける必要はありません。

□押さえておきたい回復食のポイントとは

上記で回復食の重要性について紹介したので、ここから具体的にどんな食材を食べればいいのかについて紹介していきます。
コツは、少量ずつ、ゆっくり、よく噛むこと。 ここでは、回復食におすすめの食材をいくつかご紹介します。
まずは重湯というおかゆのうわずみです。 こちらはファスティングを終えてすぐ、一番最初に口にするものです。
そこから徐々に、お蕎麦や柔らかく煮たうどん少量。または固形の具がない野菜スープやお味噌汁。
次に、具が小さく柔らかいスープやお味噌汁と七分粥。
更に進むと、果物または野菜スープ・柔らかく煮た野菜の煮物と野菜サラダと柔らかいごはん。
湯豆腐や冷奴、動物性たんぱく質を含まない具の汁物。 納豆ご飯・とろろご飯、お漬物などもOK 。
回復食はタンパク質や脂質が高い食材は控えてください。発酵食品はオススメです。
なお、玄米や海藻類は、復食期間の後半にはおすすめですが、復食期間前半は胃腸に負担がかかる場合がありますので、避けるようにしましょう。

□まとめ

今回は、ファスティングの後に食べる回復食で押さえておきたいポイントについてご紹介しました。
回復食はなるべく体に負担をかけないことが重要です。
また、回復食の内容でファスティングの効果も大きく変わってきます。
良いファスティングをしたいという方は、この記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。