ファスティングをする前にどんな準備食を食べるべき?

以前より、ファスティングという言葉をよく耳にするようになりました。
今話題のファスティングですが、する前は準備食といわれる食事が重要なのをご存じでしょうか?
準備食をしっかり摂ることでファスティングの効果をさらにアップさせます。
今回はファスティングをする前の方に準備食の注意点について解説します。
半日~1日ファスティングの場合は、食べ過ぎた翌日など思い立って実行することも大切なので
準備期間や回復期間は、あまり考えず気軽に行ってください。

□ファスティングをする時のポイントとは?

ファスティングは健康のために一定期間固形物を食べてはいけませんが、完全な断食と違い、
様々な栄養や酵素ドリンクなどを摂取し、胃腸などの臓器を休ませ、老廃物を外に出す力をおおきくする、
美容・健康法のことです。
ファスティングは何も口にしないわけではないので、気軽に始められることからダイエットとして実践する方も多いです。
本格的なファスティングを始める前のウォーミングアップとして、食事の内容や量を調整する期間。
それが「準備期間」です。
ファスティングの直前まで揚げ物や焼き肉、生クリームたっぷりのケーキといった消化に時間のかかるものを摂っていると、断食1日目の時点ではそれらの消化が終わらず、多量の体内酵素が使われてしまうんです。
胃腸も休みづらくなってしまうため、せっかくの断食1日目に最大の効果を発揮できないことが考えられます。 
また、断食に向けて少しずつお食事量を控えめにしたり身体に優しいものを摂り入れることで、
「今からファスティングをしますよ~」と身体にサインを送ることができ、断食期間を楽に過ごせます。
いきなりの断食実行が決して身体に悪いわけではありませんが、断食前のお食事の内容で効果に大きな差が生まれることもありますので、ファスティングをする前には準備期間を設ける事がおすすめです。

□準備食の注意点とは?

準備食のイメージとしては、ファスティングに向けて食べる量を少しずつ減らし、胃腸への負担を軽減していくといった感じです。
準備期間のおすすめ食材とメニューをご紹介します。
準備期間は、脂質の多い食品を避け、身体に優しい和食中心のメニューをお摂りください。
日数は2〜3日前からが理想ですが、1日前のみでも準備期間として不足はありません。
献立は、以下の食材を中心に考えることをおすすめいたします。
ま(マメ)………大豆、あずきなどの豆類、納豆、豆腐、油揚げ、味噌などの大豆加工品
ご(ごま)………アーモンド、くるみ、ぎんなんなど
わ(わかめ)……ひじき、のり、昆布、もずくなどの海藻類
や(野菜)………野菜全般
さ(さかな)……魚全般
し(しいたけ)…まいたけ、エリンギ、えのきなどキノコ類全般
い(イモ)………里芋、じゃがいも、さつまいも、こんにゃくなど
調理法は、煮る・蒸す・生でいただくのがおすすめです。揚げ物、炒め物は避けましょう。

準備期間のおすすめ食事メニュー
・野菜や果物のサラダ
・お漬物や梅干しと、柔らかめの白ご飯・おかゆ
・ふかしたイモ類
・海藻サラダ
・お味噌汁
・野菜の煮物
・キノコや根菜の炊き込みご飯ざるそば
食事の量は、普段の7割程度に抑えるようにしましょう。
消化の良いもの、胃腸を冷やさないような温かいものをよく噛んで摂取すると、
ファスティングを効率よく行えます。以上が準備食における注意点です。

□まとめ

今回はファスティングをする前に摂取する準備食について解説しました。
ファスティングにおける準備食はとても重要です。
ぜひこの記事を参考に、効率の良い最高のファスティングライフを送ってみてはいかがでしょうか?