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それは好転反応かも?ファスティング中の体調不良は怖くない

こんにちは、いわま薬局ファスティングアドバイザーの石原です。

10月だというのに日中は汗ばむ日もあり、不安定な気候に身体も戸惑ってしまいますね。

それが原因となって、胃腸障害や体調不良を起こしやすい時季でもあります。

暴飲暴食は控えて、酵素をしっかり摂って腸内環境を整え、免疫を強化しましょう。

本日も、前回までに引き続きお客様から頂戴したご質問を一つ取り上げ、掘り下げてお話したいと思います。

本日のお題は「ファスティング中の好転反応」です。

ファスティング中の体調不良は体の自然な反応

酵素ファスティング中は、基本的に固形物を一切摂らず、酵素ドリンク(とお水)だけで過ごします。

すると、少なくない方が

「食べないせいで免疫が下がったのかも?なんでこんなしんどいの?」

と思ってしまうような、体調不良を感じられます。

断食期間の2〜3日目に感じる方が多く、症状や感じる場所、重さにも個人差があります。

この体調不良は「好転反応」といって、身体が良くなる前に出てくる一時的な症状であり、ファスティングにはつきものの自然な反応です。

具体的には、以下のような症状が好転反応として考えられます。

  • 【痛みの症状】頭痛や関節痛、腰痛など
  • 【胃腸系の症状】便秘や下痢、吐き気、食欲不振など
  • 【感覚の症状】だるさ、眠気、熱っぽさなど
  • 【皮膚の症状】ニキビやアトピー症状の一時的な悪化、かゆみなど
  • 【粘膜の症状】口の渇きやべたつき、鼻水や痰など
  • 【その他】めまいや肩こり、口臭や体臭、尿臭がきつくなるなど

いきなりのことで、びっくりしたり焦ったりしてしまいがちですが、多くの場合1〜2日で症状は治ります。

決して怖いものではありませんので、落ち着いて対処しましょう。

好転反応は身体がキレイになろうとしている途中に起こる

何故、ファスティング中に好転反応が現れるのでしょうか。

ファスティング中、身体の中では次のような変化が起こります。

壊れた細胞が血液に、また肝臓から小腸になだれこむ
↓↓
新陳代謝の過程で炎症反応がおこる

これは言い換えると「身体に溜まった毒素や有害物質、老廃物を排泄している」ということです。

身体がきれいになろうとしている、途中段階なんですね。

その過程に伴う反応が、好転反応ということになります。

偏った食生活の人ほど好転反応は強く出がち

ファスティング未経験の方からは、以下のような質問をいただくことがあります。

「誰にでも好転反応は出るの?」
「好転反応は出た方がいいの?」

まず前提として、ファスティング中の好転反応は、大半の人に何らかの形で現れます。

ですから、過度に怖がる必要はありません。

一般的には、細胞がコレステロールやプラーク、中性脂肪でドロドロに汚れている人ほど、好転反応が強く出ると考えられています。

したがって、以下のような条件に当てはまる人は、症状が強く出る傾向にあります。

  • 不摂生な食生活をしている人
  • 体力が低下している人
  • 肉や脂肪の多い食事を長く摂ってきた人
  • 添加物や加工食品を長く摂ってきた人

他には、初めて断食をする人や、もともと痩せている人にも好転反応は強く出がちです。

好転反応は、文字通り「状態が好転」していくために起きる大切なステップです。

身体から毒素が出てしまえば症状は治まります。

断食がきちんと身体に反応している良いサイン、と受け止めるようにしましょう。

ただし、症状がとても酷い場合は好転反応ではない可能性も考えられますので、直ちに断食を中断し、必要に応じて医師の診断を仰ぐことをおすすめいたします。

なお、少数派ですが全く好転反応が出ない人もいます。

好転反応が出ないからと言ってファスティングの効果がない、ということではもちろんありませんから、過度に気にする必要はありません。

好転反応を楽に乗り切るコツは【頭寒足熱】

好転反応は病気による不調ではありません。

ですので、体調が優れないからと寝込むよりも、いつもと同じ時間帯に起きて、軽く体を動かすようにしましょう。

また、細かい血液循環を良くすると、痛みや体調不良を軽減しやすくなります。

【頭寒足熱】を念頭に、身体を温めて、血流を良くするように心がけることをおすすめします。

身体を温めるオススメ対処法

  • 寝るときにお腹を温める
  • 起きているときは背中にカイロを貼る
  • すりおろした生姜を飲み物にプラスする
  • 湯船につかる

 身体を温めることをしっかり意識して過ごすことで、好転反応による体調不良の軽減を期待できます。

逆に、身体を冷やすような行為は避けるようにしましょう。

その他の症状別オススメ対処法

全ての症状に共通する対処法として、酵素ドリンクの摂取量を増やしましょう。

酵素の摂取量が少ないと、好転反応が強く出ることがある為です。

頭痛や関節痛など炎症の軽減には、オメガ脂肪酸を多く含んだ油を少量摂取することがオススメです。

粘膜の不調には、黒酢や梅干しが効果的です。

我慢が難しいようなしんどさを感じる時は、おかゆ等胃に優しいものを食べて、一旦ファスティングを中断しましょう。

湿疹や吹き出物、下痢といった症状は、細胞が活性されるときの一時的な解毒反応であり、老廃物の自然な排泄反応です。

出し切る方が体内をよりデトックスできますから、出し切ってしまいましょう。

自己判断で症状を緩和するサプリメントや市販薬を飲むことは、おすすめいたしません。

一番多いのは「便」にまつわる好転反応

ここまで、酵素ファスティング中に見られる好転反応と、その対処法についてご紹介してきました。

しかし、今回の記事ではある好転反応について紹介しきれていません。

それは、「便」にまつわる好転反応。

実は、酵素ファスティングで最も多い好転反応が、便にまつわる好転反応なのです。

この便にまつわる好転反応については、以下の記事にて詳しく取り上げております。

酵素ファスティングにチャレンジされる方は、ぜひとも参考になさってください。

また、好転反応について不安に感じることやもっと知りたいことなどございましたら、遠慮なくご相談ください。

いわま酵素の酵素マイスターでありファスティングアドバイザーでもあります石原が、何でもお答えいたします。

お問い合わせフォームから24時間365日受け付けておりますので、どうぞお気軽にご相談くださいませ。

本日も最後まで読んで頂き、ありがとうございました。

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