筋肉の元?ダイエットにも必須?味の素?知っているようで知らないアミノ酸と私達の体の深い深い関係

こんにちは。
いわま薬局・酵素マイスター&ファスティングアドバイザーの石原です。

みなさんは『アミノ酸』と聞くと何を思い浮かべますか?

味の素などのうま味成分も、グルタミン酸というアミノ酸の一種だという事からも、食品の成分表示などでよく見かけるかもしれませんね。

あとは、筋肉の元と考えられたり、シャンプーなんかにもアミノ酸配合!の文字を見る事もあります。

近頃はサプリなどにも含まれており、ダイエットの際に必要だといわれたり、
言葉だけは知っている『必須アミノ酸』だったりと、
大半の方は、よくわからないけど美容や健康に良いものといったイメージだと思います。

そこで今日は、【知っているようで知らないアミノ酸】という事で、
実はとっても大切ですごい働きがあるんです!というお話をしたいと思います。

近頃では「筋力アップ」・「疲労回復力アップ」・「免疫力アップ」・「脂肪燃焼アップ」などととても深い関わりがあると考えられ、
また、体のみならず、 アミノ酸の一種が気分の落ち込みや記憶力に関係していることが明らかになるなど、脳や精神状態にも働きかけることが、わかってきました。ぜひ最後までご覧ください。

:アミノ酸って何?

アミノ酸とは、一言でいうと、たんぱく質を構成している物質です。

私達の体の、約60%が水分であると考えられ、残りの40%の約半分(20%)を占めるのが『タンパク質』です。
タンパク質と言えば『筋肉』のイメージの方が多いかもしれませんが、
『 皮ふ・髪の毛・爪・骨や内臓 』などもタンパク質からできています。

また、アミノ酸はタンパク質の構成成分であるばかりでなく、『血液・酵素・ビタミンやホルモン』等の構成成分にもなります。

例えば、幸せホルモンで有名で不足すると『ウツ』などの原因となると考えられているセロトニンも 、
チロシンやトリプトファンというアミノ酸から構成されています。

このことから、私たちの体というのは『 アミノ酸でできている 』とも言え、またアミノ酸によって左右されるとも考えられるのです。

現在、自然界には約500種類ほどのアミノ酸が発見されていますが
私たち人間の体をつくっているタンパク質は、実はナント!たった20種類のアミノ酸が数千~数万個つらなってできているというのですから驚きです。

では次は、アミノ酸がたっぷり体内に足りている場合の嬉しい効果について、主要な5つをお話しします。

私たちを構成している20種類のアミノ酸の一つ一つの重要な役割や、不足した場合の悪影響などについては、
5つの嬉しい効果の後に詳しく見ていきましょう。

:アミノ酸のうれしい5大効果

ダイエッ卜効果

ダイエットに最も大切な事は、体重だけを減らすことよりも、筋肉を落とさず脂肪を蓄積させず、体脂肪をガンガン燃焼する事だと考えます。
アミノ酸の中でも特にダイエットに役立つアルギニン、プロリン、リジン、アラニンの4つは気になる体脂肪をどんどん燃焼し、体にたまった余分な水分を体外に排出する働きがあります。
脂肪燃焼の助けとなるカルニチンの生成を促進するアミノ酸もあります。

体脂肪が燃焼する時に欠かせないのが、脂肪分解酵素のリパーゼですが、ダイエットに効果があるアミノ酸はリパーゼの働きを活性化させることで、体脂肪を分解する能力を高めてくれます。
その結果、分解された体脂肪が効率よく燃やされるように促され、ダイエット効果が期待できるというわけです。

美肌効果(老化防止)

スキンケアに役立つとされるアスパラギン、チロシン、セリンの3つのアミノ酸は、コラーゲンなどの生成を促し、自ら肌の材料となると同時に、
細胞分裂に必要な酵素の材料になることで、肌の新陳代謝を促し、肌の老化も防いでくれます。
アミノ酸の持つスキンケア効果としては肌の老化を防ぎ、くすみを取る、潤いを保ち肌荒れを防ぐ、シミ・ソバカスを防ぐ―などが挙げられます。
細胞の代謝も促進し、老化も防止するのでアンチエイジング効果もバッチリです。

免疫力アップ

人間の体を構成するアミノ酸は、その総合力によって免疫細胞の産生を高め、またその働きを強化することで、免疫力を高め、病気にかかりにくい体づくりに役立ちます。
特にグルタミン、アルギニン、ヒスチジンの3つのアミノ酸は、崩れがちな免疫システムを正常に修復する働きがあります。
バランスのとれたアミノ酸摂取を日頃から意識して心がけることは、病気を未然に防ぐだけでなく、病気の進行を食い止める効果もあります。

スタミナアップ

アミノ酸は体内でエネルギー源として利用されています。
また運動で体を酷使することによって、筋肉、腱、靭帯、骨などに障害が起こることがあります。
このようなスポーツ障害を予防する意味でもアミノ酸を配合した健康食品が注目されています。

例えば『バリン・ロイシン・イソロイシン』の3つの分枝鎖アミノ酸(BCAA)は、その一部が筋肉内に蓄えられて、激しい運動をした時のエネルギー源となります。
さらにアルギニンは強靭な筋肉をつくるために必要な成長ホルモンの分泌を促します。

脳・心の安定

アミノ酸は体だけでなく、脳や精神状態にも影響を与えることが明らかになっています。
脳の健康に役立つ効果のあるアミノ酸はイソロイシン、チロシン、アルギニン、フェニルアラニン、グルタミン酸などです。
このうちチロシン、アルギニン、イソロイシン、グルタミン酸は興奮性の伝達物質になるので、頭が刺激的に働いて、短時間で大量の情報を記憶することが可能になります。
また、幸せホルモンと言われる、【セロトニン・ドーパミン】や、ノルアドレナリンなどの材料ともなるので
不足すると気分が落ち込んだり、記憶力ややる気が低下することが報告されています。

Daniela DimitrovaによるPixabayからの画像

:必須アミノ酸と非必須アミノ酸のちがい

タンパク質を構成する20種類のアミノ酸は、必須アミノ酸非必須アミノ酸の2つに分けられます。
この違いは、片方が絶対に必要で、片方はそうでもないという意味ではなく、

・必須アミノ酸は9種類あり、体内では作り出すことができず、食事など外から摂取しなくてはならない

・非必須アミノ酸は11種類あり、健康でバランスのよい食事から適切に栄養を摂っている場合は、体内で作り出すことができる

という違いなだけで、どちらも私たちの体を作る上ではとても大切な成分となります。

また、体内で合成できるという『非必須アミノ酸』においても、適切に栄養が摂取できていればという前提があるので
いずれにしても、必要な栄養素をきちんと摂取できるバランスの良い食生活は大変重要であるということです。

【必須アミノ酸・9種の働き】

● 身体を作る! バリン・ロイシン・イソロイシン

これらの3つの必須アミノ酸は、『BCAA(分岐鎖アミノ酸)』と呼ばれ、運動時に重要な役割を果たすアミノ酸です。

・運動時のエネルギー源として利用される
・特に筋肉をつくるのに大切
・運動の持久力を高める
・筋肉痛を軽減する可能性がある
・疲労回復
・免疫力の向上

【多く含まれる食材例】 クロマグロ・カツオ・牛豚レバー・鶏卵・チーズ・豆腐・鶏むね肉・豚ロース赤身

● ダイエットには必須! メチオニンリジン(リシン)

この2つの必須アミノ酸は、脂肪をエネルギーに変えるときに必要なカルニチンという物質の生合成に関わるので、
ダイエット (脂肪を燃焼) をしたい方には大切なアミノ酸となります。

メチオニンは、からだの中でタンパク質をつくるとき必ずいちばんはじめに必要な必須アミノ酸なので、
不足すると、すべてのタンパク質合成に支障が出てしまうおそれがあります。

・スキンケア
・ コレステロールの上昇抑制
・肝機能の向上、改善など

【多く含まれる食材例】 クロマグロ・鶏むね肉・豚ロース赤身・無調整豆乳・凍り豆腐・カツオ・マアジ

● 心の健康には! フェニルアラニン・トリプトファン

この2つの必須アミノ酸は、幸せホルモンと呼ばれる【セロトニン・ドーパミン・ノルアドレナリン】などの材料となるので、脳や精神の状態を落ち着けるためにはとても大切なアミノ酸となります。

トリプトファンは、 ビタミンB群の機能を助け、成長ホルモンの分泌を促しす作用があるのでアンチエイジングにも効果的です。

・脳(心)の安定
・不眠の改善
・記憶力の改善
・鎮痛鎮静作用

【多く含まれる食材例】 クロマグロ・カツオ・牛豚レバー・鶏むね肉・鶏卵・チーズ

● ヒスチジン

ヒスチジンは、人の体内での合成が比較的遅いアミノ酸で、幼児が不足すると湿疹ができてしまうことがあります。
ヘモグロビンに多く含まれているので、不足すると貧血になるおそれが出ます。

組織の成長と修復に重要な作用があるため免疫にもかかわります。
また、食欲中枢に作用したり、体内の脂肪の燃焼を促すなどダイエットにも関係するアミノ酸です。

・成長促進
・免疫力アップ
・冷えの改善
・ダイエット

【多く含まれる食材例】 カツオ・クロマグロ・まいわし

● スレオニン(トレオニン)

腸の働きを高め、消化吸収をよくして、新陳代謝を促します。
また肝臓に脂肪が蓄積して脂肪肝になるのを防ぐ。
不足すると貧血、成長阻害が起きると考えられています。

・スキンケア
・新陳代謝や成長促進
・肝機能の促進

【多く含まれる食材例】  クロマグロ・豚ロース赤身・鶏むね肉・氷豆腐・チーズ

Irina LによるPixabayからの画像

【非必須アミノ酸・11種の働き】

○ アルギニン

成長ホルモンを合成・増量し、筋肉の成長を促したり、インスリンやグルカゴンの分泌促進に関わります。
不足するとシワや筋力低下の原因となり、また、不妊症を起こしやすくなる可能性があります。

※大人の場合は体内で合成されるため必須アミノ酸ではないが、乳幼児の場合は体内で合成されないため、必須アミノ酸となります

・筋力アップ
・免疫アップ
・ダイエット

○ グルタミン

筋肉のタンパク質の合成・小腸や免疫細胞の要なエネルギー源です。
不足するとかぜをひきやすくなり、ストレスなどで足りなくなる場合が多いので準必須アミノ酸といわれます。

・疲労回復
・筋力アップ
・免疫力アップ

○ グルタミン酸

脳の代謝を促進し、精神を安定させたり、知能を高める効果があるとされる。
また尿の合成促進、アルコール依存症の改善など働きがあるとされている。

・アンモニアのコントロール
・GABAの材料
・二日酔い防止
・疲労回復

○ グリシン

グリシンはコラーゲンの33%を占める非必須アミノ酸です。 また保湿作用、抗酸化作用により肌の潤いやハリを保ってくれます。
また、睡眠の質を大変良くすると考えられています。

・スキンケア
・睡眠の改善
・コラーゲンの生成

○ プロリン

プロリンもコラーゲンの材料となり、強いコラーゲン合成に役立っています。
また、 脂肪を燃焼させる働きも持っているので、ダイエット向きのアミノ酸です。

・コラーゲンの修復・生成
・ダイエット
・疲労回復

○ チロシン

ドーパミンやノルアドレナリンなどの幸せホルモンの材料となるので、脳の働きを助け、ストレスを緩和し、
痴呆症の予防に役立つとされています。
また、甲状腺ホルモンや皮膚や髪の毛の色素であるメラニンを生成する原料となります。

・スキンケア
・老化防止
・脳(心)の安定

○ アスパラギン

アスパラギンは世界で最初に発見された非必須アミノ酸です。
カリウムやマグネシウムに結びつくことで、それらの栄養素を細胞内に取り込みやすくする働きがあります。

・代謝アップ
・スキンケア
・免疫力アップ

○ アスパラギン酸

体内の窒素代謝やエネルギー代謝を促進して、体内の老廃物の処理を活発にする。
また肝機能の向上を促すことや疲労回復の作用があると考えられている。

・イライラ解消
・利尿作用
・スキンケア

○ システイン

アルコールなどの分解の際に発生する有害物質を解毒 してくれるため二日酔いの防止に役立つ。
タウリンや、エネルギーをつくるのに大切な補酵素CoAの成分にもなります。

・スキンケア
・免疫力アップ

○ アラニン

アルコール代謝を促進し、肝機能を保護する。
またインスリンの分泌を促したり、脂肪分解酵素を活性化させる働きもあります。

・ダイエット
・肝機能の改善

○ セリン

タンパク質分解酵素(キモトリプシンやトリプシン)など多くの酵素の重要な部分(活性中心)に存在します。
皮膚の潤いを保つ天然保湿因子の主成分 となります。
また脳の代謝を促進し、記憶、神経系の機能を高め、脳の老化を防ぎ、ボケ防止にも効果的です。

・スキンケア
・免疫力アップ
・疲労回復

では最後に、どうすれば効果的にアミノ酸を摂取したり、体内で合成できるかを、詳しくお話ししていきます。
単にたんぱく質をたくさん摂ればよいというものでもないので、ぜひ参考にしてみて下さい。

RitaEによるPixabayからの画像

:アミノ酸の効果的な摂取方法

食事から?サプリから?どっちがいいの?

結論から言うと、お食事からでもアミノ酸サプリなどからでも、どちらにもメリットデメリットがあるので
しっかりと理解して、みなさんにそれぞれに合った方法で摂取することをおすすめします。

【日々のお食事から摂る場合】

◎メリット

様々な食材を同時に摂取することとなるので、アミノ酸だけではなく、その働きを促進し効果的に働くためのビタミン類などはじめ、栄養素がバランスよく摂取できる。
また、サプリメントなどを別途摂る面倒や飲み忘れもなく、購入するお金もかからない。

×デメリット

肉や魚などの食材からタンパク質として摂取しても、そのままでは体内に吸収することはできず、
アミノ酸に分解された後、再合成されることとなるので、吸収まで時間が多くかかる。
また、個人の分解・合成能力によるところが大きくなるため、目的のアミノ酸を効率よく摂取したり合成したりできるとは限らない。
動物性たんぱく質の摂り過ぎによって、カロリー過多や胃腸障害の原因となる可能性がある。

【サプリ等から摂る場合】

◎メリット

たんぱく質としてではなく、アミノ酸としての摂取のため、分解過程が必要なく、吸収する時間も約30分程度となる。
目的のアミノ酸(必須アミノ酸など)を確実にアミノ酸のまま摂取できるので効率が大変良い。

×デメリット

飲み忘れの発生や、購入に食事とは別にお金がかかる。
アミノ酸のみのサプリの場合、その他の栄養素はしっかりと別途食事から、または別のサプリ等から摂る事となる。

※アミノ酸のみの摂取が目的であったり、また、他の栄養素も含まれているサプリであれば問題はない

効果別・アミノ酸が多く含まれる食材

【ダイエット効果のあるアミノ酸】
小麦胚芽、干しのり、カシューナッツ、ごま、ブリ、フグ、油揚げ

【美肌効果(老化防止)のあるアミノ酸】
落花生、ピスタチオ、マグロ、車エビ、牛や豚のレバー、牛乳

【免疫力アップ効果のあるアミノ酸】
クルミ、ヒマワリの種、アズキ、シラス干し、カツオ節、干し湯葉、凍り豆腐

【スタミナアップ 効果のあるアミノ酸 】
大豆、そら豆、鶏肉、豚肉、牛肉、卵黄、タイ、カツオ、シシャモ

【脳・心の安定 】
小麦胚芽、粉末状大豆タンパク、えんどう豆、サケ、サバ、ヒラメ

デメリットの解決策&おすすめ

日々のお食事から、必須アミノ酸を確実に摂取する難しさや、吸収に時間がかかる事、
アミノ酸摂取のために、たんぱく質を多く摂りすぎる事による身体への悪影響

また、毎日のバランスの良い食生活は到底難しいという方も多い事、

アミノ酸のみのサプリからだと、他の必要な栄養素がバランスよく摂取することが難しい事

そういったデメリットを解決するのが、私がおススメしている【きせき・バイオきせき】という
完全無添加の発酵酵素飲料を今の食生活にプラスして頂く事です。

● 必須アミノ酸は全て入っているので、アミノ酸として確実に摂取できます

● 消化吸収に時間はかかりません

● アミノ酸が効率よく働くための、必要な栄養素がぎゅっと凝縮しています

● アミノ酸との相互関係が大変深い、様々な酵素の塊です

● 発酵食品のため、良い菌や酵素がたっぷりです

● 身体に必要な栄養素が凝縮されているので、お食事内容が悪い方の栄養補給にもなります

● 消化酵素もたっぷりですので、たんぱく質の摂り過ぎによる身体への悪影響も防ぎます

【おまけ】

昨今は、ダイエット目的の低糖質ばかりが多く言われ、本来の日本人の体には少し合っていない、
高たんぱくが過ぎるお食事が勧められることが多いようです。

正しい知識を手に入れ、偏り過ぎないバランスの良い食生活が、美容にも健康にも一番です。

たんぱく質の摂り過ぎによる身体へのデメリットは、ぜひ下記の記事も参考にして下さい。

本日も、最後まで読んで頂きありがとうございました。

酵素とも大変関わりの深い【アミノ酸】についてお話しましたが、いかがでしたか?

ご不明点やご相談などございましたら、どの様な事でもお気軽にご連絡下さいね。

酵素ファスティングについてのご相談も大歓迎です。