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ファスティング中にタバコは吸っても良い?喫煙による影響をご紹介!

こんにちは。いわま薬局セルフメディケーション担当です。今日のお話は《ファスティングと喫煙について》です。
「ファスティング中にタバコを吸っても(喫煙)良いのか?」「喫煙によるファスティングへの影響を知りたい」
「電子タバコなら大丈夫かな?」など、ファスティングを始める際に、喫煙についてお悩みの方もいらっしゃるかもしれません。
そこで今回は、ファスティングの簡単な基礎知識と、ファスティング中の喫煙による影響についてお話しします。

◆ファスティングをする上で押さえておきたい基礎知識

*ファスティングとは

「ファスティング」とは、簡単に言うと短期間の断食のことを指します。
短い場合は半日程度~長くても通常は5日程度までの一定期間、固形物を食べずに過ごすことで、消化機能を休ませ代謝機能を活発にすることを目的としたものです。

結果的に体脂肪や体重が減る事で、最近は短期集中のダイエット法として用いられることも多くなってきました。
その様な事から、ファスティングダイエットと呼ばれるようにもなってきています。

個人差はありますが、短期間で効果を感じやすく、ダイエットと同時にデトックスで体全体を美活できたり、脳にも良い効果があるなど、ダイエット以外にも多くのメリットがあります。

*ファスティング開始前・ファスティング中について

《開始前》
断食前に準備期間を設けると、いきなり断食を始めるよりも楽に過ごす事ができたり、効果が高くなることが考えられます。
準備期間中に食べるものは、基本的には昔ながらの和食をイメージし、身体に優しい食品を取り入れ、いつもより少ない量にしておくと良いでしょう。

《断食中》
断食中は、基本的に固形物の摂取はしないで、発酵酵素ドリンクなどのファスティングドリンクと水分のみで過ごします。
どうしてもお腹が空いて、酵素ドリンクや水を増やしても我慢出来ない時は、固形物の入っていない塩味の少ない汁物や、メロンやスイカなど繊維が無く水分の多いフルーツをごく少量口にして気を紛らわせることがおすすめです。

《簡単な注意点》
・お薬を服用中の場合は、別途お医者様にご相談ください。血糖値を下げるお薬を服用中の方は、基本的にファスティングは実行できないのでご注意ください。

・断食中に摂取しても良いのは、酵素ドリンクや水以外にも、ノンカフェイン・ノンカロリーの水分であれば全く問題ありません。無糖の炭酸水、麦茶、そば茶、ハーブティーなどが挙げられます。
酵素ドリンクなどを使用しない場合は、自家製のスムージーなどを作って飲むようにしましょう。

・冷たい飲み物は胃を刺激し過ぎる可能性があるので、普段は良くてもファスティング中は敏感になる事もあるので控え目がおすすめです。また、サウナやジム、激しい運動など大量に汗をかく行為もできるだけ控えましょう。

・断食中は、基本的には最低限のカロリーと水分以外には摂取しないため、普段より体温が下がりやすい可能性もあります。寒さを感じる場合はホットドリンクを飲んだり軽く体を動かすことをおすすめします。

*ファスティング終了後について

断食が終わったからといって、すぐに好きなものを好きなだけ食べる事は、せっかくのファスティングを無駄にするどころか、体調を悪くしてしまう可能性まであります。
1日程度の断食期間の場合は、そんなに気にし過ぎなくても構いませんが、それでも急な飲酒や暴飲暴食は避けて下さい。
2日以上の断食期間を過ごした方は、断食期間と同じ日数をかけて、徐々に普通食に戻すようにして下さい。
最初はお粥などの消化の良いものをごく少量食べる事から始めましょう。

《回数や期間について》
次の断食を開始するまでの期間としては、1日程度の断食でしたら、いつ始めても構いません。
2~3日以上の場合は、2週間から1ヶ月に1回程度の頻度で良いと考えます。

身体が健康な状態であれば、数回は続けても大きな問題ありませんが、必要な栄養素や糖質を摂取しない無茶な断食は、筋肉量を減らすだけでなく、逆に体調を崩してしまう要因になります
風邪気味や生理中など体調が万全ではない時は無理をせず、断食を控えましょう。
健康な状態で、無理のない断食を行うことを心がけましょう。

◆ファスティング中の喫煙は?

結論からいうと、皆さんの想像通り、かなりおすすめできません。
理由を含め、喫煙の害にも大きく関連する体内の代謝酵素についてお話しておきます。

*理由は勿体ないから

喫煙は、多くの有害化学物質を取り入れるだけでなく、さらに、活性酸素などの有害物質を体内で作りだします。
それら有害物質はそのままだと体に多大な悪影響を与えるので、分解・解毒しなければなりません。
その分解や解毒する際に多くの代謝酵素や栄養素やエネルギーを必要とします

ファスティングをする大きな目的は、体内にたまった老廃物を解毒する(デトックス効果)事や、体内の細胞の代謝を活発にする事、様々な体の器官を休ませて本来の働きを取り戻すことです。

そのために、固形物の摂取をやめ、普段は消化や吸収に失われている膨大なエネルギーを使わず、上記のような解毒や代謝のために、酵素をはじめ様々な栄養素やエネルギーを最大限に利用できる状態にするのがファスティングというものです。

ファスティング中に喫煙をするという事は、ファスティングによって上記の様な良い状況を作ったにもかかわらず、喫煙によって取り入れてしまった有害な化学物質やや多量に発生させてしまった活性酸素を分解したり追い出す事に力を使ってしまうという状況です。
せっかくのファスティングで、最大級の効果を得られない結果となってしまいます。
特に体内の代謝酵素の無駄遣いは、大変勿体ない事なのです

また、もちろん空腹状態なので、普段吸っているときに比べ美味しく感じませんし、胃腸へ負担がかかり、気分が悪くなったり頭痛がしたりと体への影響も大きく感じます。
ファスティング中に起こる好転反応も、より強く出やすく、ファスティングが辛いものになりやすいのです。ファスティング開始を機会に、やめてみても良いのではないでしょうか。

実際に、ファスティング後の喫煙が全く良いものに感じられず、そのまま禁煙された方もたくさんいらっしゃいます。

ファスティング中でも、どうしてもタバコを吸いたいという方も一定数いらっしゃると思いますが、ファスティング中の喫煙は効果を半減さしてしまう要因になるのでおすすめできません。

*解毒の救世主 代謝酵素について

先ほどから《酵素》という単語がよく出てきますので、解毒に大きくかかわる酵素について少しお話します。
酵素は人間の生命活動全てに関わっており、大変重要な役割を果たす物質です。
詳しく話すとかなりの長さになってしまうので、簡単に説明し、特にファスティングに大きく関わる代謝酵素について少しお話ししたいと思います

まず、体内で作られる《体内酵素》と、お食事などから取り入れる《食物酵素》があります。
そしてそれぞれに、消化などに関わる《消化酵素》と、体内の代謝全般に関わる《代謝酵素》があります。
代謝酵素は、人間の体内の様々な化学反応全てに関わりがあります。細胞の代謝や解毒なども化学反応の1つです。

わかりやすい例を1つあげると、先ほども喫煙にて発生するといった、人体に有害で体を酸化させたり、ガンなどの原因にもなる《活性酸素》という有害物質があるのですが、これらを除去するという抗酸化物質とよばれる物質があります。
ビタミンCやビタミンEが有名ですが、それらよりはるかに抗酸化力が強いのが、酸化還元酵素と呼ばれる代謝酵素たちなのです

代謝酵素は、活性酸素の他にも様々な有毒物質の分解や解毒にも大きく関わっています。
タバコには、炎症を起こす有害物質が300種類ほど含まれていると言われています。これらの有害物質を排除するためには、とても多くの代謝酵素が必要になります

体内で作られる体内酵素は、製造量が各人で始めから決まっており、年齢と共に製造量もどんどん減っていきます。
体内の代謝酵素の製造を増やすためには、外から食物酵素を補うか、体内で作られる酵素の無駄づかいを減らすしかありません。

ファスティングで消化酵素を使い過ぎる事をやめ、材料となる酵素を沢山摂取すれば、おのずと体内の代謝酵素が多く作られますが、ファスティング中にタバコを吸うことで有害物質が増え、せっかく増えた《代謝酵素の無駄遣い》という状況になってしまうことは、ぜひとも避けたいですね。

*アイコスなどなら問題はない?

では、紙たばこがダメなら電子タバコや加熱式タバコなら良いのでは?と思われる方もいらっしゃると思うので、それらについても解説します。
電子タバコは、リキッド式タバコのことを指し、VAPEとも呼ばれます。
電子タバコは、このリキッドをコイルで熱し味のある蒸気を出して、それを吸い込んで楽しみます。
ニコチンと添加物がニコチン入りリキッドの主成分になりますので、もちろん有害物質は含まれます。

加熱式タバコについては「アイコス」を思い浮かべる方が多いと思いますのでここではアイコスを例に出します。「アイコス」はアメリカフィリップモリス社(PMI)の加熱式タバコです。
従来のタバコと比較すると、燃やさないのでタールが発生せず、より害が少ないとは言われていますが、タバコ葉を加熱するため、ニコチンはもちろん含まれています。

また、「アイコス」は「有害物質を約90パーセント低減している」と言われていますが、事実なのでしょうか?
実はこうした研究結果は自社の研究機関から出されている物が大半で、第三者機関による研究がまだほとんどないことは、意外に知られていません。

第三者による数少ない研究として、2017年7月に米国の医学雑誌に掲載された、スイスの究チームによるアイコスの有害物質に関する論文があります
PMI(自社)の研究結果と同じように、紙巻きたばこに比べ有害物質の量はある程度減っていたことが示されたものの、一部の有害物質の削減率に関してはPMI(自社)の研究と大きな差があり、
特にWHOが発がん性物質に指定するホルムアルデヒドは、自社の研究結果では9割以上減っていた一方、スイスの研究では26%しか減っていなかったという事実もあります

結局のところは、まだましという程度にとどまるのではないでしょうか。
以上の理由から、紙たばこでなくとも有害物質は多く存在し、それらを分解・解毒するために、多くの代謝酵素や栄養素の無駄づかいは起こってしまうのです。

◆喫煙を続けるとどうなる?

タバコを吸うと様々な有害な化学物質が体内に取り込まれたり、活性酸素が発生したりしますが、具体的にはどの様な症状が出てくるのでしょうか。

まず身近な事でいえば、血流が阻害され血行障害が引き起こされるます。ひと口吸うごとに、ごく短時間ですが血流が止まってしまっている事は、自覚症状がないので気付く方はいませんが、継続する事で、血の流れが悪くなり様々な症状を感じるようになります。

初期の症状としては、肩や首のこり、手の痺れや足先の痺れ、冷感などが挙げられます。
軽度のうちはストレスや疲労による一時的な症状だと感じやすいので、はっきりと血行障害だと自覚した頃には、症状がかなり進行している可能性も高いです。

大きな弊害では、様々ながんを発症するリスクが高まります。肺がんによる死亡の危険性はノンスモーカーの約4.5倍、咽頭がんは約32.5倍にも及ぶということが分かっています。

また、たばこの害はがんの発症だけでなく、心臓や血管系にも影響を及ぼします。具体的には、血管の収縮による血圧の上昇、血液の粘度の上昇、動脈硬化の進行、心臓への負担の増大などが挙げられます。

こういった状況が長く続けば、やがては狭心症や心筋梗塞といった命に関わる病気につながったり、手足の血管がつまり、腐ってしまうなどといった危険性もあります。

ファスティング中にタバコを吸うことで、このような症状が即座に出るわけではりませんが、危険性については深く理解しておきましょう。

また、この様な症状が出るのをすこしでも防ぐためにも、定期的なファスティングで体内の解毒を行うことはおすすめです。ファスティングは、血流の改善にもつながりますし、例え半日でも1日でも喫煙を我慢してファスティングを行う日を設けるのはいかがでしょうか

『禁煙はできない…』という方でも、数日の中断であれば、やってみれは意外に簡単に実行できる方も多いようです。また、ファスティング後に、タバコを吸いたい気持ちがなくなり、禁煙のきっかけになるかも多くいらっしゃいますので、ぜひ一度試してみて下さい。

◆まとめ

この記事では、喫煙の影響や有害物質の解毒、ファスティング中の喫煙による影響についてご紹介しました。
やはり喫煙には良いところが見つかりませんので、禁煙を目標にファスティング中だけでも禁煙してみることをご検討ください。
また、体内の代謝酵素を最大に活用するためにも、ファスティング中は良質な酵素ドリンクを摂取しながら、喫煙はやめておくことが良いです。

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