ファスティング中に頭痛がする!原因と対処方法とは?

こんにちは。いわま薬局セルフメディケーション担当です。今日のお話は《ファスティング中の頭痛》についてです。
ファスティングの最中に頭痛が生じてしまい、途中で断念してしまったという声を時々頂きます。ファスティングのたびに頭痛に悩まされる方もいれば、最初の数回のみ辛かったという方もいらっしゃるようです。
特に初めてのファスティングの際の頭痛は、体に不調が生じたのか?と考えてしまい、このままファスティングを続けていいものか不安になってしまう方が多いのではないでしょうか。

そこで今回は、ファスティング中に頭痛がする際、可能性のある原因と対処方法についてご紹介いたします。原因と対処方法を事前に把握しておけば、いざというときの不安も解消されることと思いますので、ぜひ参考にしてください。

◆ファスティング中の頭痛の原因

頭痛には大変多くの原因があります。重大な病気が原因となっている頭痛はまた別の話となりますが、特に女性は、気圧の変化や毎月の体調の変化で頭痛が起こりやすい方も多くいらっしゃるかと思います。
気圧の変化は、空気中の酸素量が少なくなって自律神経が乱れることが原因です。
また、毎月の月経のタイミングで、女性ホルモンのバランスが崩れて片頭痛が生じることもあります。このように、定期的に起こったり、慢性的に起こる頭痛の原因は、自律神経やホルモンの乱れが原因であることが多いようです。

一方ファスティングによる頭痛の原因は、自律神経やホルモンバランスによるものではなく、「好転反応」によるものと言われています。好転反応とは、漢方の考え方を元にした言葉で、「症状が改善する途中で現れる症状のこと」を示します。
また、ファスティングにより空腹状態が続くことで、大きく血糖値が下がることも頭痛の原因とされています。気圧の変化や月経による頭痛とは異なり、一時的な症状や体内の改善の表れだということが大きな違いです。

好転反応は頭痛以外にもさまざまな症状を伴うのが特徴です。好転反応は大きく4段階に分けられ、それぞれの段階で異なる症状が表れます。
またファスティングでこれらすべての段階が現れるわけではありません。

*1段階目:弛緩反応

体の機能や自律神経が乱れた状態から、元の状態に戻ろうとした際に出るはじめの反応です。細胞から排出された毒素や老廃物が血液へと排出されて血流に乗るため、全身的な症状として、倦怠感や疲れ、強い眠気、発熱などが表れることがあります。

*2段階目:過敏反応

体から老廃物や毒素が排出されることで、体の機能が覚醒する際に生じる急性の症状です。痛みやかゆみ、炎症、発汗などのほか、消化器官の亢進から下痢などの頭痛以外の反応があらわれることがあります。

*3段階目:排泄反応

排泄反応は、分解された老廃物を体外に排出するために排泄機能が活発化することによって生じる症状で体中に症状が見られます。吹き出物や湿疹、肌荒れが起きるほか、目では目ヤニとなって排出されます。また、血液の解毒作用が活発になりますので、尿の量が増えたり、色やにおいが変化したりすることもあります。

*4段階目:回復反応

血流が促進され、新陳代謝が進む最終段階の反応です。頭痛や発熱、吐き気、動悸、腹痛などの症状があらわれます。これで最終段階だとわかれば、乗り越えやすくなりますね。

これらが好転反応の主な症状ですが、ファスティングの期間中に好転反応とは違う頭痛が生じる可能性はゼロではありません。あまりにも頭痛の症状が強い場合や、他の好転反応の症状を全く伴わない頭痛の場合は、ファスティングをただちに中止する事も大切です。
また、低血糖状態の可能性がある場合は、すみやかにブドウ糖や酵素飲料等で糖分を補うようにしましょう。

◆頭痛が起きた時の対処方法4選

頭痛が起こる原因が症状を改善するための好転反応だとわかっていても、なるべく頭痛は軽減させたいものです。頭痛によってファスティングを途中で断念したり、仕事や日常生活に支障が出ることは避けたいものです。
そこでここでは、ファスティング中に頭痛が起こったときの対処方法をいくつかご紹介いたします。

*水分

好転反応の頭痛の場合、老廃物を排出しきってしまうことが頭痛を早めに終わらせるポイントです。そのため、水分をこまめに摂取することが効果的です。1日2リットル以上を目安に水分を摂取することで排尿の頻度も上がり、老廃物の排出スピードが高まります。注意点としては、内臓を冷やしてしまう冷水ではなく、常温の水や白湯を飲むことをおすすめします。

*半身浴

水分をよく取ることと同じ目的で、老廃物を排出するために汗をかくことはおすすめです。38〜40度程度のお湯にゆっくりと浸かって汗をかきます。お湯の水位を心臓よりも下を目安に溜めると、圧迫感なく長い時間湯船に浸かることができます。ただし、頭痛が酷い場合は悪化してしまう恐れがあるため、頭痛が軽度なタイミングなど体調に合わせて半身浴を行なうようにしてください。

*保温

半身浴以外でも、身体が冷えている時に温める事で、頭痛の軽減に繋がる事がありますので、足湯や靴下をはく、温かい飲み物を摂取してリラックスするなども良いでしょう。
ただし、過度に温めるとひどくなってしまう事がありますので、頭寒足熱を念頭に暑くならないように気を付けて下さい。

*睡眠・休息

部屋を少し暗めにしてリラックスした状態で横になることで、神経の興奮を落ち着かせられるので、頭痛が和らぎます。また、睡眠を十分に取ることでホルモンが分泌されるため、代謝が促され頭痛が軽減します。
ファスティングの際に摂取する酵素ドリンクの量が少なすぎるといった際にも起こりやすいので、血糖値の低下が原因だと思われる場合には、酵素ドリンクを足してみる事で改善することがあります。

◆ファスティングの頭痛の予防方法

ここまで、ファスティングで頭痛が起きた時の対処方法を紹介してきましたが、そもそも頭痛を起こさずに過ごすことができるならそうしたものです。では、頭痛の発症を事前に防ぐ方法はあるのでしょうか。検証していきたいと思います。

*日頃から糖質や脂質を摂り過ぎないようにすること

日頃から糖質や脂質を摂り過ぎないようにすることで頭痛を軽減できる可能性があります。ファスティング中に起こる好転反応は、普段の食生活との差が大きいほど現れやすいです。例えば、日常的に間食のおやつを食べている方や、糖質の多いパンや麺類中心の食事をしている方、外食で脂っこいものを食べることが多い方などは注意が必要です。

ファスティングを始める1週間前くらいから食生活を見直し、過度な糖質や脂質を控えて消化に優しい食材を中心にした食事を心がけると良いでしょう。
1日あたりの糖質や脂質の摂取量が少なめである状態に体が慣れていると、ファスティングで最低限のカロリー摂取となってもギャップが最小限に抑えられます。

*準備期間を十分に設けること

上記でお伝えしましたが、ファスティングはその前後との食生活のギャップが大きいほど体調への負担も大きくなってしまいます。そのため、ファスティング開始前から食生活を見直し、準備期間を十分に設けることが頭痛を防ぐ鍵になります。また、食事だけでなく、睡眠や運動といった生活リズムを整えたり、コーヒーやアルコールの摂取量を徐々に少なくしたりすることで、事前に体の準備が整い頭痛予防になります。

*最低限の栄養を補うこと

ここまではファスティングを開始する前にできる頭痛予防を紹介しましたが、ファスティング開始してからも頭痛予防は可能です。最低限必要な糖質やカロリーや代謝に必要な栄養を補うために、酵素ドリンクや自家製の野菜フルーツジュースなどを摂取する方法です。

良質な発酵酵素ドリンクには、ミネラルやビタミンをはじめ、アミノ酸やファイトケミカルや酵素も含まれており、必要な栄養を簡単に手軽に補うことができます。特に酵素や熱に弱い栄養素は、加熱調理された食材や市販の野菜ジュースからは補うことができない栄養素です。
一方、良質な酵素ドリンクであれば普段の食事から摂取しにくい酵素や栄養素を十分に摂取することができます。

もちろん人によっては酵素ドリンクを飲んでいる場合でも好転反応が起きる可能性はありますが、水だけで行なうファスティングよりも体への負担が少なく、頭痛の症状も軽くて済む可能性が高いです。気持ち的にも安心して取り組むことができるため、ファスティングの好転反応に不安がある方はぜひ酵素ドリンクを活用してください。

◆まとめ

今回は、ファスティング中の頭痛の原因や対処方法、予防方法についてご紹介いたしました。
必要最低限の糖質やカロリーや栄養素を補う事で、好転反応からの頭痛も軽減できることがわかりました。
そのために摂取する良質な発酵酵素原液をいわま酵素では取り扱っており、せっかくファスティングに挑戦したにもかかわらず、好転反応による頭痛で挫折することがないよう、皆さまのファスティングのサポートをさせていただきます。ぜひ良質な当店の発酵酵素ドリンクを活用してみてください。

契約農家からのみの野菜や果物を使用し、天然の野草やキノコ類・海藻類など100種類以上の良質な原材料を丸ごと使用しています。発酵一筋70年の酵素メーカーがオリジナルの有用菌で完全発酵している発酵食品です。
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飲む点滴・飲む美容液として、またファスティング用ドリンクとしてはもちろんの事、腸内環境を整える腸活ドリンクとしても、ぜひご利用くださいませ。