お腹の調子を整えるには?胃腸にいい飲み物と食べ物をご紹介!
こんにちは。いわま薬局:セルフメディケーション担当です。本日のお話は《おなかの調子を整える方法》についてです。慢性的にお腹の調子が優れずお悩みの方もいらっしゃることと思います。お腹といっても、胃の調子が悪いのか腸の調子が悪いのか、それとも両方なのかなど、症状はさまざまです。
仮に、毎日のお食事にとても気をつかっているのにもかかわらず、胃や腸の調子の悪い日々が続くのであれば、なにか病気が潜んでいる可能性もあるので病院を受診することをおすすめします。
一方で、暴飲暴食や食生活の乱れ、食事の栄養バランスの悪い日々が続いている自覚がある場合、消化・吸収・排泄と胃腸両方の機能が十分に働かなくなり、胃腸ともに調子が悪くなることがあります。
胃腸の調子が悪いときは、胃腸にやさしい飲み物や食べ物を意識して口にして、胃腸を労ってあげる必要があります。
そこで今回は、胃腸にいい飲み物や食べ物、胃での消化を良くするための注意点、腸活において意識すべきことなどを簡単にご紹介します。
腸活のすごい効果や、そのための方法などについてもっと詳しく知りたいと思う方は、腸活に特化した記事が他にもたくさんあるので、ぜひ参考にしてみてください。
《腸内フローラ カテゴリ》
https://iwama-kouso.com/blog/intestinal-flora/
◆胃腸にいい飲み物とは
ここでは、胃腸に良い飲み物を5つ+おまけ1つをご紹介します。胃だけ腸だけに良いものから、胃腸全般に良いものまで色々あるので、症状に合わせて参考にしてみてください。
*お水・白湯
水は、胃腸が疲れているときに胃腸に負担をかけず水分を摂るのに最適です。ただし、冷たい水は胃腸に刺激を与えることになりかねないため、常温~温めた白湯を飲むようにしましょう。
白湯は胃腸への負担を最小限にしてくれるだけでなく、冷たい水より吸収されやすいという特徴があります。それに加えて、一度沸騰させてから冷ました白湯を飲むようにすることで、不純物を取り除いて水分補給できます。
また、お腹を壊して下痢の症状がある時は、脱水を起こしやすいので意識して摂るようにしてください。
便秘の際も水分不足の可能性が高いので、起床時の一杯から始め、マメな水分摂取が効果的です。
*経口補水液
二日酔いで吐き気がある時や、お腹の調子が悪いときは、食欲がなかなか湧かなかったりお水もなかなか沢山は飲めない事があります。そういったときは、経口補水液がおすすめです。
経口補水液では、体内で必要とされるカリウムやナトリウムのような電解質の摂取ができ、水に比べ吸収も非常に良いので効率よく水分摂取が可能です。
嘔吐や下痢・発熱で体内の水分・電解質が不足し脱水気味な時は水より経口補水液を飲むようにしましょう。
水分や電解質の摂取を考えるとスポーツドリンクでも補えますが、スポーツドリンクには多量の糖分や人工甘味料、添加物なが含まれている事があるため、水のように飲む事はあまりお勧めできません。
*リンゴジュース
リンゴは消化を助けてくれる性質を持っています。そのため、リンゴをそのまま食べても効果は得られますが、より効果を発揮するには、すりおろしたり、ジューサーミキサーにかけてから飲むのがおすすめです。
またリンゴに多く含まれる水溶性の繊維成分であるペクチンは、整腸作用を促す効果が高いので腸活にもおすすめです。
ただし市販のリンゴジュースは、●果汁が100%でない ●糖分が多く含まれている ●高温加熱殺菌されている
という事があるので、必ず自分でリンゴから手作りすることをおすすめします。
*カモミールティー
リラックス効果の高いことで有名な《カモミールティー》ですが、実はお腹の調子を整えてくれる飲み物としても優秀なのです。カフェインレスであり、ストレスからくる胃炎はもちろん、おなかの張った感じや、冷えなどからくる下痢にも効果的です。
胃腸とは直接関係ありませんが、カモミールにはその他にも、《アンチエイジング効果》《肌の炎症を抑える効果》などがあるので、美容にもおすすめです。
注意点としては、紅茶と混ぜたものはカフェインがあるのでカモミール100%のものを選ぶこと。
そして、カフェインレスなので妊婦さんにもおすすめかと考えますが、子宮収縮作用があるので妊婦さんは控えた方が良いでしょう。
予定日を過ぎて早く生まれて欲しい妊婦さんは、お散歩してカモミールティを飲んでリラックス♪なんていうのも良いかもしれませんね。
*酵素ドリンク
近年、ファスティングドリンクとしても、女性を中心に人気の酵素ドリンクには酵素が含まれており、消化酵素が消化を助けて、未消化物が腸に行かないので胃腸を労ってくれます。
また、発酵食品であることや、酵素を摂取することで腸内の善玉菌が増えて腸内フローラが整い、不調を改善してくれます。酵素ドリンクでは野菜、果物、薬草などをふんだんに使用しているため、酵素以外にもビタミンやミネラル、アミノ酸などの豊富な栄養素をまとめて摂取できるのが特徴です。
1日の食事の内の1食分を酵素ドリンクに置き換えたり、起床時や寝る前に1日1回飲むだけでも、胃腸の調子がよくなること間違いなしでしょう。
*おまけ~牛乳は?~
牛乳はお酒を飲む前に飲むと、《膜を作りアルコールを吸収しづらくなるのでで悪酔いしない》という事を聞きますが、これは都市伝説に近いかもしれません。アルコールの分子は非常に細かいので、牛乳の分子を通りぬけてしまう可能性が高いからです。
ではどんな時に良い作用をするかというと、胃酸の出すぎによる胃に痛みがある時です。ただしこれも一時的に手っ取り早く痛みを抑えるためだけなので、毎日飲めば胃酸が出にくくなる訳ではありません。
また、体質によってはお腹を壊してしまう事があるので注意が必要です。動物性のタンパク質や脂質が多いので、摂りすぎは腸に負担をかけるので、健康に良いと考える人も多いですが、あくまで嗜好品として程度の摂取量としましょう。
◆胃腸に良い食べ物とは
基本的に、胃腸の調子が悪いときは胃腸を休め働きを取り戻すためにも、食べないのが一番の薬です。お食事量を減らしたり、半日~3日程度の固形物の断食を行えば、大体の胃腸の不調はよくなることが多いです。
しかし全員が固形物の断食を行えるわけではないので、ここでは、胃腸に良い食べ物を簡単に3つご紹介します。
*レンコン
レンコンにはビタミンCやムチンが豊富に含まれています。ムチンは聞き馴染みのない方も多いと思いますが、粘膜の保護機能があり、おなかの調子を整える物質のひとつです。オクラ・ヤマイモ・ツルムラサキなどにもムチンが豊富に含まれているのでお勧めです。
またレンコンは、食物繊維も豊富なので腸活にもおすすめですが、繊維が多い分、胃の調子がとても悪い場合などは避けた方が良い野菜です。
胃腸面以外では、厚さ1センチメートルのレンコンに含まれるビタミンCは、なんとレモン1個分にも相当すると言われています。ビタミンCは、乾燥肌などにも効果的な非常に健康や美容に良い成分です。
*キャベツ
キャベツの特筆すべきところは、胃の粘膜の再生や、胃潰瘍の治癒に効果があるビタミンUやビタミンKを豊富に含んでいるところです。キャベツならではの成分として「キャベジン」と呼ばれるビタミンUを含むことが特徴で、市販の胃腸薬にも使用されていることでも有名です。
ビタミンUは、胃の粘膜再生以外にも、肝臓の機能回復にも期待できるといわれています。 またキャベツはビタミンCの含有量も淡色野菜の中ではトップクラスという優秀さです。
さらに、食物繊維が大量に含まれているため、整腸作用に優れています。便秘に悩まされている方は特に、食物繊維を取るように心がけましょう。また、キャベツの92パーセントは水分からできていることもあり、カロリーも低いためダイエット中の方にもぴったりの食べ物です。
*納豆(発酵食品)
発酵食品はよい菌や酵素が多く含まれ、腸内環境を整えてくれる素晴らしい食品です。発酵食品の代表的なものには、キムチやお漬物やヨーグルトなどがありますが、胃腸に刺激になる成分もあるため、通常時はおすすめですが胃腸の状態がとても悪いときにはお勧めできないものもあります。
その中でも日本の代表的な発酵食品である納豆は塩味や刺激成分もなく、原材料の大豆も栄養価が高いうえに、「ナットウキナーゼ」と呼ばれる酵素があり、血栓のもとになるたんぱく質を分解する効果があり、動脈硬化予防に効果が期待できます。
また、ネバネバ成分であるポリグルタミン酸や納豆菌の効果で腸内環境を整えて、 腸内に存在する善玉菌を増やし、悪玉コレステロールを減らす働きがあります。
◆消化を良くするために重要なこと
胃腸に良い飲み物や食べ物を積極的にとることも大切ですが、一番肝心なことは、《きっちり消化できる》ことです。
胃や十二指腸でしっかり消化されないと、空腸以降~大腸に未消化物が行ってしまい、栄養素の吸収が悪かったり、腸内環境が悪くなり健康を害します。
そこでこの章では、《消化を良くするため》に大切なことをお話します。
*水分摂取の注意点
上記でも紹介したように、水分を摂ることはおなかの調子を整えるために大切ですが、食事中に多く摂取することは良くありません。食事中に水分を多く摂るとどのような影響があるかというと、胃液が薄まってしまい、スムーズに消化が行われなくなるだけではなく、 食べものをよく噛む必要がなくなってしまいます 。
水分というと、コップやペットボトルで飲んだもののみをイメージしてしまいがちですが、料理で口にしたものにも水分は含まれています。スープやお味噌汁などにも水分は含まれているので、どうしても水分を摂取したい場合でも、食事中はコップ1杯程度まででよいと考えます。
また食後~2.3時間も消化は続いているので水分摂取も控える方が良いです。水分摂取は基本的には空腹時や食間にたっぷりするようにしましょう。
一般的には食事以外からの摂取として、1日に1.5~2リットル程度の水分摂取が推奨されています。しかし、汗をよくかく季節や、運動をされる方などは更に多くの水分が必要です。
*食後の運動
食物を消化するためには、胃や腸に大量の血液が必要です。また、血液中に取り込まれた栄養分を分解し、肝臓に蓄えるためにも大量の血液が必要です。ところが、食後すぐに仕事や運動をすると、血液が脳や筋肉に分散するため、胃腸や肝臓への血流量が大幅に減少してしまいます。
肝臓に流れこむ血液量は横になっている時が最も多く、立つとその70%、歩いたり走ったりすると 20~30%まで減ると言われています。これでは、せっかく食事を取っても栄養分が肝臓に供給されません。 食事直後の運動が良くないと言われるのはこのためです。
これまで食べ物を食べてすぐに走ったときに、皆さんも腹痛になった経験があるのではないでしょうか。
この原因の1つとして、ひ臓の収縮があります。普段ひ臓には血液が溜まっており、食べ物の消化や運動による筋肉の活動に必要な血液をひ蔵から供給されています。
そのため、食べ物を食べてすぐに運動をしてしまうと、消化のためにひ蔵から血液が供給されているにもかかわらず、運動にも血液を使うことになります。一気にひ蔵が収縮することで横腹に痛みを感じるのです。
このように、運動のために血液を供給してしまうと、消化のために必要な血液が供給されにくくなり、結果的に食べ物の消化がしにくくなります。食後に運動したい場合は、ある程度休憩してから運動しに行くように心がけましょう。
しかし、動かない方が良いからと言ってすぐに眠ってしまうのも良くありません。睡眠状態に入ると、胃や腸の働きが低下して消化不良を起こしやすくなります。
ゆっくり体を休める事は良いことなので、ゴロ寝をしたり、ソファや椅子に腰かけて過ごしてはいかがでしょうか。
◆腸活で大切なこと
腸活とは、腸内の環境を整えて正常な状態を維持するための活動のことを指します。
腸活において最も大切なことは、腸内フローラのバランスです。腸内フローラとは、人間の腸の中に存在している多様な腸内細菌の生息状態を表している言葉です。
これらのバランスは年齢や生活習慣、食生活によっても大幅に変化します。食生活が乱れたり生活習慣が乱れると、悪玉菌が増えたり日和見菌が悪玉菌に変化します。これによって腸内フローラのバランスが崩れ、ホルモンバランスが乱れたり、おなかの調子が悪くなったりします。
*腸の重要性
腸は「第二の脳」と呼ばれるほど精神状態ともリンクしており、幸せホルモンのセロトニンの90%が腸内に存在するほどです。
また免疫器官の60%以上が腸内に存在すると考えられ、大切な臓器であり、非常に健康と密接にかかわっています。
その他にも、腸とお肌は鏡のような関係で、腸の状態が悪いとお肌のトラブルも増えてしまいます。アトピーなどとも関係するので、見た目に関しても腸は大変重要な働きをします。
腸活のすごい効果や、そのための方法などについてもっと詳しく知りたいと思う方は、腸活に特化した記事が他にもたくさんあるので、ぜひ参考にしてみてください。
《腸内フローラ カテゴリ》
https://iwama-kouso.com/blog/intestinal-flora/
*腸活のための食事
腸活とは腸内フローラノバランスを整え腸内環境をよくするための活動の事だとお話ししましたが、腸内フローラ整えるために最適な食品が、上記でも紹介した発酵食品です。発酵食品には多くのよい菌や、消化や分解を促進する酵素が豊富に含まれているので、腸内の善玉菌を増やし、腸内環境を大変よくします。
しかし、発酵食品が苦手な方や、なかなか発酵食品を意識して摂取するのが面倒な方も多くいらっしゃるでしょう。そういった方には、良質な発酵酵素原液の酵素ドリンクの摂取をおすすめしています。
また途中でもお話した通り、胃腸の調子が悪いときは、お食事量を減らしたり断食をすることが一番の薬となります。しかし何も食べない水だけの断食は、医師の指導の下でないと逆に体調を崩してしまうこともあります。
そういった場合でも、生きていくために必要な栄養素がたっぷりしっかり含まれいる良質なファスティングドリンクなどを使用すると、だれでも安全に断食をすることが可能となります。
*発酵酵素原液
いわま薬局(いわま酵素)では、2種類の良質な発酵酵素原液の酵素ドリンクをおすすめしています。
これら《きせき》《バイオきせき》の2種類の発酵酵素原液は、野菜や野草、果物、海藻、キノコ類など100種類以上の天然の植物を丸ごと使用し、栄養素や酵素成分を抽出し、完全発酵&熟成させた植物性の発酵食品です。
《きせき》には程良いカロリーがあり、ファスティング中の栄養補給と空腹解消にピッタリの商品です。
《バイオきせき》はきせきに比べ低糖質、低カロリーなので、ファスティングにも利用可能ですが、糖質やカロリー摂取の制限をしたい方・体を温めたい方、日常的に多く召し上がる方におすすめです。
《きせき》《バイオきせき》共に、多種多様の食物酵素・ビタミン・ミネラル、フィトケミカル・必須アミノ酸、有用菌をまとめて摂取できる、《飲む点滴》《飲む美容液》であり、ファスティングにも腸活にもぴったりなドリンクとなっています。
もちろん、人工甘味料や保存料、香料、着色料をはじめ、防腐剤、pH調整剤、品質安定剤等の添加物は一切使用していない完全無添加のため、どなたでも安心してお飲みいただけます。
ぜひ皆さまも酵素ドリンクで腸内フローラを理想の状態に保ち、健康な身体を手に入れてみてはいかがでしょうか。
◆まとめ
今回は、胃腸に良い飲み物や食べ物、消化を良くするための注意点、腸活で大切なことをご紹介しました。胃腸に良い飲み物は、経口補水液やカモミールティー・リンゴジュースなどがありました。水分の摂取はとても大切ですが、食事中には控える方が消化を促進することもわかりました。
また、水を飲む際は温めることで腸により優しくなります。また、おなかの調子を整えるには、食物繊維や発酵食品を摂ることが重要です。
無添加発酵酵素ドリンクであるきせきやバイオきせきについてご興味ございましたらぜひ当社までお問い合わせください。
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