ファスティングダイエットってつらいの?つらさを乗り越え成功させるポイントについて

ファスティングとは、美容や健康のために一時的に食べる事をやめる=断食を行うことです。

ファスティングは、本来は内臓の本来の働きを取り戻し、体内のデトックス(老廃物を体外に出す事)効果や、腸内環境が良くなる事によっての免疫力がアップや、アンチエイジング効果を得る目的として行われます。

けれども、代謝が高まる事や物理的に摂取カロリーが減る事などから、結果として体重や体脂肪が減る事で、ダイエット効果が期待できると、近年はダイエット法としても注目を集めています。

そのように沢山の嬉しい効果が得られるファスティングですが、経験者によっては、「空腹でつらかった」という声もあるようです。

そこで今回は、ファスティング時の空腹のつらさを乗り越えて、更にはファスティングでダイエットを成功させるためのいくつかのポイントをご紹介します。

◆ファスティングダイエット中にできる空腹対策

ファスティングを行う期間にもよりますが、ファスティングの敵はやはり空腹です。
まず最初に訪れるのが、空腹との闘いなのです。

意外に思われるかもしれませんが、実は最も空腹が辛く感じるのは、ファスティングを始めた1日目の夜~2日目のお昼頃までという声をよく頂きます。

特に、『毎日のごはんが何よりも楽しみ♪』と、昼食や夕食をしっかり食べている人であれば、なおさら空腹感や口寂しさは強くなります。

しかし、2日目も終わりにさしかかると、空腹にも慣れていき、それまでほどのつらさを感じない方も多いのです。

要は、物理的な空腹が辛いというよりは、食べない事に慣れていない気持ちの問題の方が実は大きいので、
『慣れれば楽になる、今より辛くなることはない』と理解して進んでいけば、意外にあっさりと続くものなのです。

とはいえ、その最初の数日を乗り切る事がとても大切なので、ファスティングダイエット中の空腹対策としては、何ができるのか一緒に考えていきましょう。

*水分補給をしっかりする

やはり胃に全く何も入っていないと、空腹のつらさをより強く感じてしまいます。

また、水分不足はダイエットそのものに対しても、効果が薄くなってしまうので、水分はしっかりと補給しましょう。

無糖の炭酸水などでも構いませんが、ファ〇タやコカ・〇ーラなどの、嗜好品の炭酸飲料は飲まないようにして下さいね。

キンキンに冷えたお水を一気に流し込むと、人によっては胃に刺激を与えるため、できれば体温に近い常温のお水や、ぬるめの白湯がおすすめです。

口寂しさもあると思うので、一度に大量に摂るより、何度もマメに口にする方が良いのではないでしょうか。

*体を動かしたり、好きな事をして空腹を紛らわせる

お腹が空いて辛いと感じるのは、暇な時やじっと座っているときが多いようです。

ベッドやソファでくつろいでいる時や、ぼーっとテレビ等を観ている時は、空腹を感じやすく、
一方、ウォーキング中や家事で動き回っているときは、身体が空腹以外のことに意識を向けるため、空腹を感じにくくなります。

座っていても、好きな事に集中している時も空腹を忘れますので、
動くのが好きではない方は、興味のある事を調べたり、大好きなビデオや映画に集中しても良いと思います。

ただし、ファスティングにより摂取エネルギーが普段より減っているため、活発な運動は控えて下さい。
無理は禁物です。

*酵素ドリンクなどを摂取する

半日や1日程度のファスティングの場合は、お水だけのファスティングも可能かもしれませんが、
基本的には、ファスティングダイエット中は、酵素ドリンクなどの栄養のあるファスティングドリンクの摂取をおすすめしています。

お水だけのファスティングに比べ、効果も高くストレスなく実行できるので、より成功に近づきます。
また、ファスティングダイエット中の栄養素の不足は、その後のリバウンドの大きな原因となります。

良質なファスティングドリンクには、生きていくのに必要なミネラル・アミノ酸などの栄養素をはじめ、代謝に必要な酵素類も十分に含まれているので、
固形物の摂取ができないファスティング時でも、健康的にエネルギー補給ができます。

また、酵素ドリンクに含まれる食物酵素は代謝酵素の働きを助けてくれるため、新陳代謝の促進や免疫力の向上、血液の浄化といった、ダイエット以外の効果も期待できます。

そしてもちろん、酵素ドリンクを飲むことで、空腹感も口寂しさも緩和できます。
良質な酵素ドリンクは、とても腹持ちがよく、空腹を感じにくいというお声もたくさん頂きます。

*それでも辛い方は…

酵素ドリンクなどのファスティング用のドリンクも摂取し、お水やお茶などの水分も十分に摂った!
でも辛いのです!!という方は、固形物ではないけど、少しお食事に近い物を少量摂取してみましょう。

・豆乳(できれば無調整)

・青汁(無添加の物)

・固形物の残っていない野菜スープ

・お味噌汁の汁

・トマトジュースや野菜ジュース

・繊維質の少ない水分の多いフルーツ(スイカ・メロンなど)

消化に負担がかかるものは避けたいので、通常のダイエット時とは異なり、タンパク質や脂質のあるものは、ファスティングの際は、避けるようにして下さい。

◆ファスティングダイエット成功のポイントをご紹介

ファスティングダイエットの最大の敵である[空腹]への対策の次は、更に成功させるために押さえておきたい3つのポイントをご紹介します。

*痩せやすい期間を狙って行おう

ファスティングダイエットは短期的に体脂肪や体重を落とせる方法ですが、タイミングを痩せやすい時期に合わせることで、よりダイエット効果が期待できます。

せっかくつらい空腹感を乗り越えるのであれば、できるだけ効果を出したい!!というのが当たり前というものですよね。

女性が最も痩せやすい期間は、生理が終わった頃から~~10日間程度です。
この時期、生理後は水分を外に出しやすく腸の動きが活発になります。

また、女性ホルモンの大きな変化がなくなるので、身体も心も調子が良い時期です。
そのため、生理後がいちばん痩せやすく、ダイエットに適しているという訳です。

また、プロゲステロンというホルモンが分泌される時期を避けるのも大切です。
このホルモンは、生理終了後2週間ほどで迎える排卵日から分泌量が増加します。

プロゲステロンには、イライラしたり憂鬱になったり食欲が増したりとった一面があるため、排卵日から生理までの期間はダイエットにあまり適しません。

*無理のないファスティングを行おう

ファスティング中は、断食による好転反応として倦怠感や頭痛、めまいなどの症状が現れることがあります。

特に必要な栄養素が足りていない状態での数日にも及ぶファスティングは、好転反応だけではなく、本当に体調を崩してしまう事もありますので
適切に、酵素ドリンクなどのファスティングドリンクなどを摂取する事も検討してください。

また、大事なイベントがある日や生理中などは避け、無理のない計画を立てておくことが大切です。

好転反応は身体の状態を良くするためのものではありますが、あまりにも症状がつらい場合にはファスティングを中断する事も大切です。

最初から何日にも及ぶファスティングをしなくても、最初は半日、次は1日、次は3日といった様に、段階を踏んで慣れていくこともおすすめです。

無理に3日間のファスティングを実行しなくても、1日ファスティングを何度も繰り返したり、半日ファスティングを毎日したり、自分自身にあったファスティング方法を見つける事が、一番の成功への近道です。

*準備期間と回復期間は身体に優しい食事を摂ろう

1日ファスティングや半日ファスティングの際は、ほとんど気にする必要はありませんが、3日以上のファスティングダイエットをしたい方は、その前後の食事も大切になります。

ファスティング前後の期間は、体を食べない事に慣らす準備期間と、徐々に内臓を動かしていく回復期間の2つがあります。

準備期間を設けないで、断食する直前まで、通常の量を食べたり、消化に悪いものや脂っこいものを摂取すると、せっかくファスティングを始めても、食べた物が長く胃腸に残っているままなので実際の断食期間が短くカウントされてしまい、効果が減ってしまいます。

また、急に食事をストップすることで空腹によるつらさが増加することが多いようです。

3日以上のファスティングを計画している方は、なるべく1~2日程度の準備期間を設け、
食べる量も少しでも減らし、脂質やお肉のカタマリなどは控えていくようにしましょう。

もちろん、思い立ったが吉日ですので、準備期間を設けっていなくても、『今だ!』と思った時は、開始しても問題はありません。

準備期間より大切なのは、断食期間を終えた後の回復期間です。

いくらファスティングダイエットでつらい空腹に耐えたからといって、終わってすぐに甘いものや脂っこいものを大量に食べては意味がありません。

今まで以上に吸収してしまい、太ってしまう事もあります。

さらに、しばらく休憩していた内臓に急に負担がかかり、体調を崩しかねません。
回復期間中は、消化に良いものから始め、徐々に量を増やしていくようにしましょう。

◆まとめ

今回は、ファスティングダイエットのつらさが不安な方へ、つらさを乗り越える方法やファスティングダイエット成功のポイントなどをご紹介しました。

せっかく空腹や好転反応のつらさを乗り越えたにもかかわらず、リバウンドしてしまうことがないように、ご紹介した対策やポイントを押さえて取り組んでくださいね。

酵素ドリンクを使ったファスティングをご検討中の方は、お気軽に当社までご相談ください。