いわま酵素マガジン 美と健康に役立つ情報をお届けするブログ

酵素ドリンクの選び方を徹底解説~どう違うのか?なぜピンキリなのか?高い理由も安い理由も教えます~

皆さんこんにちは。
【酵素販売歴40年のいわま薬局】酵素マイスターの石原です。
本日のお話は、最近よく聞かれる酵素ドリンクの品質と値段についてです。

昨今の酵素ドリンクブームによって、ここ10年ほどで何十?何百?種類もの酵素ドリンクが売り出されてきたのですが、品質も価格もピンキリ過ぎて、
どれが良いのかどれが悪いのか、適正価格はどれ位なのかと、皆さんわからない事だらけだと思います。

同じ様な内容なのに価格が何倍もしていたり、どう見ても高品質な方が何故か低価格だったり…

そこで、今回のお話です。
酵素ドリンクの価格が高くなってしまう理由=同じ内容でも低価格にできる理由や
どうせ飲むなら『 絶対にここは押さえておいて欲しい』ポイント、
ざっくりいうと、いくら~いくらまでなら適正価格といえるのか等をお話ししたいと思います。

言わば【酵素ドリンクの正しい選び方】を徹底解説するということです。

本日の内容は、これから酵素ドリンクを始める人にも、すでに飲み続けている人にも
非常に有益な内容となっていますので、ぜひ最後まで読んで下さい。

:酵素ドリンクの値段が高くなる理由

◆皆さんの手元に届くまでに

ずばり、何企業(何店・何人)も間に介入しているから高くなるのです。
1企業入る毎に少なくとも20~30%は価格上昇していき、お客様への最終販売店では、
送料や露出費用、人件費などコストが一番かかるので、たくさんの利益を乗せて売ろうとする事が多いです。

具体的に例を出してみましょう(価格は例えばの話です)
×【高額編】
①製造工場(製造原価150円→300円で卸す)
 ↓
②卸売1(仕入価格300円→450円で卸す)
 ↓
③卸売2( 仕入価格450円→600円で卸す )
 ↓
④小売り( 仕入価格600円→1000~1200円でお客様に )

【適正価格編】
①製造工場(製造原価150円→300円で卸す)

②小売り(仕入価格300円→500円~600円でお客様に販売)

※ただ、残念な事に、中間業者が入っていなくても、
品質の低い低価格で仕入れた商品を、利益重視で仕入れ値の何倍もの値段で売る小売り店も非常に多いです。

◆露出のために

売れるため…皆さんに買ってもらうためには、まず商品そのものを知ってもらわなければなりません。
そして、その商品がいかに素晴らしいものであるかを素早く知らさなければなりません。

そのために最も効果的なのは【有名人】や【インフルエンサー】に頼んで
【雑誌】【テレビ】【SNS】【ネット広告】を使い、宣伝広告してもらう
事です。

これらは、めちゃくちゃお金がかかります。凄く高いです。
そして、高い広告費を払って、元が取れなければ何の意味もないので、そのかかったお金は商品代金に乗せられます。
有名メーカーなどのお化粧品が原価数十円程度であるのに、小売価格が何千円もするのは
ほとんどがこの、宣伝広告費やおしゃれな容器代であることは、とても有名な話なので
これら宣伝広告が商品価格の何割かを占めている事は、酵素ドリンクでも決して例外ではありません

◆初期投資は素早く回収したい

私が酵素ドリンクのネット販売を開始した15年前、楽天市場で販売されていいた酵素ドリンクは、
わずか2~3商品程度だったと記憶しています。

現在販売されている酵素ドリンクの98%以上は、15年前には存在していませんでした。
10年ほど前からの酵素流行りで、【売れる!儲かる!】と、
新たに酵素ドリンクの製造や販売に着手した多くの会社の場合、大きな初期費用がかかったと考えます。

一(イチ)から土地を確保し、安心安全な製造環境を整え、レシピや製造方法を研究し
そして、最も大切な【安定した原材料の確保】には大変コストがかかります

流行りで始めた酵素ドリンクの製造販売なので、多くの企業ではいつまでその流行りが続くか不透明だと考えます。

そのため、それらの初期投資や多くの人件費は、商品の価格に乗せて早急に回収したい場合が多く、
その分、商品の価格設定も高くなってしまうのです。

逆に、流行りではなく昔から酵素ドリンクを製造している企業の場合、
製造環境・製造法・安定した原材料供給も、既に確立されており、早急に回収する必要もないため
適正な価格で販売している場合が多いと言えます。

:どうせ飲むならココは絶対に押さえてほしい

次にお話しするのは、価格の安い高い以前に絶対に押さえてほしい【選ぶポイント】についてです。
同じお金を払うなら、広告宣伝費やおしゃれな容器にではなく中身に払いましょう。

以下に、【最重要項目】として4つの有用なポイントをあげています。

◆原液

  原液である事

本来、本物の酵素ドリンクというものは、原材料から様々な栄養素や酵素成分などを抽出し、
水や果汁などの液体は加えず、抽出物そのものを【発酵熟成】させたものであるはず、あるべきなのですが
残念ながら市場に出ている90%以上の酵素ドリンクと言われている物はそうではありません。
【酵素入りのただのジュース】です。

抽出物そのものを発酵させた物ではなく
ジュースやシロップに原液や粉の発酵エキス等を入れた、薄めただけの酵素ジュースに価値はないので、十分注意してください。

見分ける選んではダメなポイント
・原材料の前半に植物発酵エキス・発酵液と書かれている
・原材料の前半に、○○果汁と書かれている
・原材料の前半に○○シロップ・○○糖液と書かれている

↑↑ これらはただの酵素入りジュースです。

原液である以上、原材料の大半は【野菜・果物・海藻・穀物・野草・キノコ類】などで占められています。
特に、原材料の最初~しばらくは、絶対に 【野菜・果物・海藻・穀物・野草・キノコ類】 等の植物性の原材料でないといけません。

そして最低でも80種類以上の原材料を、丸ごと使用している製品を選んでください。
時として、《250種類以上の野菜などを使用!》と書いている商品もありますが
新鮮な原材料250種を丸ごと発酵させたものではなく、エキスなどを足しただけのものが多いので注意してください。

◆発酵

【原液そのものが発酵熟成されている事】

上記の項目※1と重なる部分もありますが、抽出液そのものをしっかりと発酵熟成させている事が重要です。
酵素ドリンクがなぜ身体に良いのか?
その大きな理由の一つは、多くの植物を原材料とした発酵食品だからです。

しかし、発酵というのはとてもデリケートなものです。
発酵に使用する菌の種類や、発酵期間によって中身も大きく変わってしまいます。
発酵期間が長ければ良いというものでもなく、気温や含まれる糖質・使用する菌種などでも変わります。

日本酒の製造が大変デリケートで技術が必要な事からも分かるように
酵素ドリンクも発酵の技術が、製品の良し悪しに関わってきます。

選ぶポイントとしては
・原材料にしっかりと酵母や菌類の表示がある事
・名称が【植物エキス発酵飲料】であること
・発酵の技術や伝統がある製造メーカーである事

◆安心安全

【安心安全な製品である事】

もうこれは基本中の基本です。
酵素ドリンクは、健康になるため、美しくなるためのものです。
赤ちゃんからお年寄りまで、妊婦さんも授乳中の方も、
家族みんなが安心して飲めるものでないと何の意味もありません。

必ずチェックするポイント
・原材料の産地(中国産の安価な野菜などは要注意)や、農薬使用の有無、新鮮さなどを明記しているか
・放射能検査や残留農薬検査を行っているか
・製造工場などの環境について明記しているか
・製造メーカーについての紹介があるか

◆無添加

【無添加である事】
ただでさえ私たちの周りは添加物であふれかえっています。
良い酵素ドリンクというものは、デトックス作用が高い事も利点の一つです。
しかし、解毒しながら同時に【添加物】という毒を入れていては意味がなくなります。

最低限、以下のものが添加されていない製品を選ぶ様にして下さい。
・着色料
・香料
・保存料
・人工甘味料
・味を調えるためのシロップやジュース(※1 下記参照)

◆ここで一つ注目して欲しい砂糖の話

※1
酵素ドリンクというものは、通常は、原材料に糖質をまぶし、
その浸透圧を利用して、栄養素や酵素成分を抽出するため
【オリゴ糖・麦芽糖・黒糖・甜菜糖・粗糖】などが原材料に表示されています。

それらは、品質の良い発酵酵素原液であれば、
発酵熟成の過程で分解されたり、
残った糖質も、酵素原液に含まれる酵素や栄養素により体内でしっかり分解されるため
糖類の摂取による身体への悪影響が考えにくいため、問題はありません。

しかし、糖質を使用しているにもかかわらず、上記の理由などで、影響がない事から、
表示をしない製品が増え、誤解が生じております。

◎ てんさい糖を使用している=原材料である【大根やホウレン草】を表示
◎ その他砂糖の原材料である【サトウキビ】を表示
◎ 果糖を使用=【果物の名前を表示】

上記の様に表示して、【野菜や果物の甘みで砂糖は使っていません】と書かれた製品にも
実際には使用されている事が大半です。
どうせなら正直に記載して欲しいものです…

:酵素ドリンクの適正価格

では具体的に、いくら位の酵素ドリンクを買うのが適正と言えるのかについてお話しします。
前提として、1本(720ml前後のものが多い)の価格とし、
上記の選ぶポイントをクリアした製品とします。

◆1本3000円以下のものは避けて

1本3000円以下の小売価格で、上記のポイントをクリアした製品は
今の所、見た事がないからです。

高ければ良いものではありませんが、安かろう悪かろうは一番悪いです。
お金を払って身体に良くないものを摂り入れる事はやめましょう。
高品質でめちゃくちゃ高い物の方がまだましです。

◆1本10000円以上のものも避けて

この価格帯になると、上記のポイントはクリアしているものが多くなりますが
そんな高いお金を出さなくても、良い製品はあるからです。

もちろん、発酵原液に更に有効な高価な成分をプラスしたものだと
10000円以上になるものもあるので、一概に避けるべきとは言いませんが
美容健康のために毎日飲むものや、ファスティングで大量消費する事も考えると
ここまで高いものに、そこまで意味があるのかも疑問なのです。

以上の事から、高品質な酵素の適正価格と呼べるものは、1本4000円前後~7000円前後までではないでしょうか。

◆いわま酵素が酵素原液を高く売りたくない理由(すごくいい話)

ここからは、いわま薬局(いわま酵素)で長年扱っている【無添加発酵酵素原液:きせき&バイオきせき】についてのお話です。
しばしお付き合い頂けるとありがたく存じます。

当店の 【無添加発酵酵素原液:きせき&バイオきせき】 は、その名の通り
無添加&発酵原液はもちろんですが、上記に書いたポイントの全てをクリアしています

その他にも、必須アミノ酸が全て含まれていたり
伝統の5種類の有用菌による独自発酵を行っていたりと、どこにも負けない大変高品質な酵素原液であると自負しています。

似た品質・近い商品ですと、小売価格12000~15000円/1本するものも多くある事を
お客様からの情報で知る事もあります。

しかし当店の【きせき&バイオきせき】は適正価格内に十分治まっており、
『原材料もそれだけこだわって、手間もかけて、どうしてそんなに安く販売できるのか?』といった
お問い合わせも頂きます。

最後に、この価格で販売できているというよりは、
利益が少なくても、この価格で販売したい理由をお話しして、本日のブログを締めさせて頂きます。

私たちは酵素ではなく【健康】を売りたいのです

当店は元々は町の小さな薬局でございまして、儲けるための販売開始ではなく、
薬局に来られるお客様に健康になって頂きたく、40年前から酵素ドリンクの取り扱いをしております。

ネット販売はまだ15年ほどですが、それ以前よりのご愛用者様も多くおられますため、
これ以上値上げする事を、とても躊躇しています。

昨今の酵素流行りで売れるから・儲かるからと製造販売し始めたわけではなく、
製造元と二人三脚で、祖父母の時代より三代に渡って、
いわま薬局にて、【酵素ドリンクではなく健康を販売】させて頂いております。

製造元も同じく三代目となり、高品質低価格をモットーに
70年以上前から発酵酵素原液を作り続けておられ、そのご協力もあり、現在の価格を維持しています。

原材料価格の高騰や、送料の高騰もあり、いつまでこの価格を維持できるかは不安しかございませんが、
何十年も長く続けて下さるお客様がいらっしゃる事が私共の励みとなっており、
これからも、高品質で適正価格の酵素ドリンクを、皆様にお届けしたいと考えております。

本日も長らくおつきあい頂き、誠にありがとうございました。

ご不明な点や、ご相談などございましたら、どの様な事でもお気軽にご連絡下さい。

皆様のご健康を心より願っております。