いわま酵素マガジン 美と健康に役立つ情報をお届けするブログ

妊娠中や授乳中に酵素ドリンクやサプリメントは飲んでいいの?飲んでもいい物・ダメな物を徹底解説~妊活中のあなたにも~

いわま薬局:ファスティングアドバイザー&酵素マイスターの石原です。
本日のお話は、これから妊娠したい人~妊娠している人~授乳中の人が、酵素ドリンクを飲んでも良いのか?
飲む場合、どんな酵素ドリンクを選ぶべきなのか?他にも摂るべき成分(栄養素)があるのか?
飲んではいけないサプリメントの特徴などについて解説します。

下記の【目次】から、興味のある所にだけ読んで頂く事も出来ますので、 これから妊娠したい人~妊娠している人~授乳中の人はぜひ参考にしてみて下さい。

:妊娠中や授乳中に酵素ドリンク飲んで良い?

結論から言うと、妊活~妊娠~授乳中の皆さんは、酵素ドリンクを大いに摂取すべきです。

しかし、必ず『良質な酵素ドリンク』であれば、という大前提での話です。
後の章で、飲むべき酵素ドリンクと、避けるべき酵素ドリンクについて詳しくご紹介しますが、今からお話しするのは、『良質な酵素ドリンク(サプリ)』のお話だと考えて下さい。

● 酵素ドリンクを摂取して欲しい理由

妊活~妊娠~授乳中の皆さんが、酵素ドリンクを大いに摂取すべき理由は大きく4つあります。

①食べたもので身体を作るには、酵素が絶対に必要だから
②赤ちゃんとお母さんに必要な栄養素が凝縮された飲み物だから
③妊婦さんの大敵である活性酸素を除去する抗酸化成分が豊富だから
④腸内環境(腸内フローラ)を整えてくれるから

詳しく見ていきましょう。

①食べたもので身体を作るには、酵素が絶対に必要だから

酵素とは、一言でいうなら[人間になくてはならない第9番目の栄養素]です。

ここで分かりやすく、人間の身体を家に例えてみましょう。

1:炭水化物 2:タンパク質 3:脂質 4:ビタミン
5:ミネラル 6:食物繊維 7:ファイトケミカル 8:水
これらの8つの栄養素は、家を作るための材料だと考えてください。木材だったり、コンクリートや釘、屋根やレンガなどです。
しかしこれらの材料は、どんなにたくさんあって、どんな良いものであっても、作る人(大工さんなど)がいなければ、いつまでたってもただの材料で、家を建てる事はできません。

もうお分かりですね。第9の栄養素=[酵素] が、作る人(大工さん)の役割を果たすのです。

8つの栄養素を材料に、酵素が化学反応を起こしてこそ、人間の身体ができるのです。
酵素がなければ人間は人間でなく、ただの物質です。

これからお腹の中で、1つの別の人間を作ろうとしている妊婦さんや、赤ちゃんの生命となる母乳を作らなければならない授乳中のお母様にとっても、[酵素]というものがどれほど大切かという事が分かって頂けるのではないでしょうか。

②赤ちゃんとお母さんに必要な栄養素が凝縮された飲み物だから

良質な酵素ドリンクには、名前の通り[酵素]はもちろんですが、その他にも・ビタミン・ミネラル・必須アミノ酸・ファイトケミカルなどが、大変豊富にぎゅっと凝縮されています。

食事だけではなかなか完璧に摂る事が難しい様々な栄養素も、多種多様に含まれているので、毎日のお食事に足して頂くだけで簡単に安全に補うことができます。

つわりなどで、お食事そのものが難しい時でも、栄養たっぷりの酵素ドリンクを摂取していれば、栄養不足になる事もありません。
お食事の用意が面倒で、つい簡単なもので済ましてしまい、栄養不良が気になる時でも、良質な酵素ドリンクを摂取していれば安心して過ごして頂けます。

③妊婦さんの大敵である活性酸素を除去する抗酸化成分が豊富だから

活性酸素は、体内で大幅に増えると【酸化】という現象を起こし、私達の細胞を大きく傷つけます。
そして活性酸素は
・妊娠の継続を邪魔する可能性がある
・胎児の脳細胞の形成に関係し、知能の形成に大きく影響する
などという事もあり、 妊婦さんにとって大敵です。

妊娠するということ自体、体にとっては大変なストレスで、活性酸素の大量発生につながり
妊娠中は、通常よりも酸素を多く必要とするので、その分活性酸素の発生も活発になります。

母体を守り、健康でトラブルの少ない赤ちゃんを産むためには
抗酸化力を高める=抗酸化作用の高い食べ物を多く摂取し、体内に発生する大量の活性酸素を減らす事が大切となります。

良質な酵素ドリンクには、まるで活性酸素に対抗するために生まれたようなすごい抗酸化成分=SOD (スーパーオキシドジスムターゼ)・グルタチオンペルオキシダーゼ・カタラーゼなどの、 酸化還元酵素が豊富に含まれていることが特徴なのです。

④腸内環境(腸内フローラ)を整えてくれるから

妊活~妊娠~授乳中の方にとって、腸内環境(腸内フローラ)や子宮内フローラを整える事は大変重要な事となります。
まず、腸内・子宮内フローラが乱れていると、妊娠しづらく、妊娠の継続にも悪影響が出ます。
次に、腸内の環境が悪いと、そこに溜まっている老廃物から様々な有害物質が発生し、血液を通って赤ちゃんへ行ってしまう事になります。
母乳は白い血液と呼ばれているので、お母さんの体内の毒素はそのまま母乳へ移行することとなります。

その様な事からも、腸内フローラ・子宮内フローラを整える事がとても大切なのですが、良質な酵素ドリンクの摂取は、腸活&子宮活に大変役立ってくれるのも特徴です。

腸内や子宮内の善玉菌を増やし、悪玉菌の発生を抑え、より腸内を善玉菌優位にするためには
・良い菌を体内に入れる
・発酵食品を多く摂取する

上記の2点が大切ですが、良質な酵素ドリンクは善玉菌で発酵させた発酵食品ですので、腸内環境を良くする腸活にぴったりの飲料です。

● 妊娠中~授乳中は 何を口にするかが全て

「あなたはあなたの食べたものできている」
正に言葉通り、私達の体の全ては、自分自身が口にしたものだけでできているわけですが、私達以上に、今から体を作っていく【胎児】【乳幼児】ほど、この言葉が重要なものはありません。

妊娠中は、赤ちゃんがどんどん大きくなるので、一人で生きている時とは比にならない程の栄養素が必要となります。
そして、大人の出来上がっている身体への栄養補給とは違い、お腹の中では、小さい細胞が何度も何度も分裂して、
最も大切な脳から始まり、血や骨や内臓、筋肉や皮膚などを作っていきます。

その全てが、お母さんが口にしたものだけで作られているのですから、妊娠中に食べるものが、どれだけ重要で
赤ちゃんの成長過程の全てに、ものすごい影響を与えるかが想像できると思います。

そして、今から育つ赤ちゃんだけでなく、お母さんのの身体が、出産後まで健康であることも大変重要です。
体内で別の生命を育て、出産という一大事業を成し遂げてもそれで終わりではありません。
母乳を与え、24時間体制で赤ちゃんのお世話か始まるのですから、健康が第一!体力勝負となってきます。

昔から言われる『妊婦さんは2人分食べなければいけない』という言葉は、
決して量やカロリーを2倍摂れという意味ではなく

● 胎児の骨・組織・臓器・血液などが作られるための栄養素
● 母体が出産後まで健康で居られるための栄養素

その2つのために必要な栄養バランスのとられた、質の高い食事が必要とされることを意味しているのです。

次は、これから酵素ドリンクを飲む人は必見の、選ぶべき酵素ドリンクと、避けるべき酵素ドリンクについてお話しします。

:飲むべき酵素ドリンク・避けるべき酵素ドリンク

積極的に摂取すべきだとお話ししている酵素ドリンクですが、最初にお話ししたように、それはあくまで[良質な酵素ドリンク]に限ってお話だという事を、ここで詳しくお話しします。

お腹の中の赤ちゃんそのものも、産まれてからの赤ちゃんの命の源である母乳も、お母さんが口にしたもののみで作られているという事は、その妊婦さんやお母さんが、良くないものを摂取したらどうなるでしょうか。

もちろん、それらは母体を通じて赤ちゃんへ行ってしまいます。

そのため、口にする酵素ドリンクも良質でなければ、何の意味もないどころか、かえって悪影響を与えてしまう事があるので、選び方には十分注意してください。

●こんな酵素ドリンクは避けて

①  香料・保存料・HP調整剤・カラメル色素など着色剤はじめ、添加物が入っている

②  アスパルテーム・ アセスルファムK ・スクラロースなどの人工甘味料が入っている

③ 原材料の最初に [果糖ブドウ糖液] [マルチトールシロップ] [水飴] など野菜や果物でないものが表示

④ 原材料の産地についての説明がない物(農薬や防腐剤・防カビ剤などが多く使用された外国産の物が多い)

⑤ 残留農薬検査や放射能検査をしていないもの

⑥ 製造元が酵素ドリンクの製造に長けているとは思えないもの

●飲むべき酵素ドリンクの見分け方

① 完全無添加の物

② 原材料の最初の表示は、必ず[野菜・果物・野草]などが並んでいる事

→ 似ている表示でも [リンゴ果汁] 等のジュース類・[植物発酵エキス]の後に野菜の名前がたくさん書かれているもの・[水] 等の場合は、ジュースに酵素を少し足しただけのものである可能性が高いのでダメ

③ 発酵飲料である事

④ 原液である事

⑤ 原材料の産地についての記載がある事(完全国産野菜仕様、無農薬野菜使用など)

⑥ 残留農薬検査や放射能検査をしているもの

⑦ 野菜ジュースのような高温殺菌ではなく、低温殺菌しているもの

⑧ 信頼できる酵素専門メーカーのものがおすすめ(長年のノウハウがあるため良いものが多い)

:妊娠中~授乳中に摂るべき栄養素

妊活~妊娠~授乳中の全ての人に、第9の栄養素である酵素は摂取して欲しい事をお話ししましたが、それ以外にもぜひ摂取をおすすめする栄養素はまだまだあります。

お食事を摂る際には、それらの栄養素が豊富に含まれているものを積極的に取り入れてはいかがでしょうか。

【抗酸化作用の高い物】酸化還元酵素以外を記載

・ビタミンC、E、A
・セサミン
・リコピン
・カテキン
・クロロフィル

【妊娠中毒症にならないために】

→・マグネシウム:300~450mg ・ビタミンB6 ・ビタミンK

【新生児の呼吸困難防止・脳の発育には】

→・レシチン(リン脂質の一種)

【奇形出産を防ぐために】

→・葉酸:480~800mcg

【母親の精神状態の安定・骨や歯のために】

→カルシウム:1000~1200mg ・亜鉛:11~15mg

【その他の重要な栄養素】

 以下のビタミン類は、妊婦さんにとって重要な事は、大変有名なので詳細は省き箇条書きにします。

 ・不妊や流産の予防、未熟児網膜症の予防→ ビタミンE
 ・無眼症、腎臓や卵巣睾丸の奇形、口蓋裂→ ビタミンA(過剰摂取も良くないので注意する)
 ・早産の予防→ビタミンC
 ・出産時の大量出血の予防→ビタミンK

本日は、これから妊娠したい人~妊娠している人~授乳中の人が、酵素ドリンクを飲んでも良いのか?
飲む場合、どんな酵素ドリンクを選ぶべきなのか?他にも摂るべき成分(栄養素)があるのか?などについてお話ししました。

せっかく飲むなら、可能な限り、安全で品質の良いものを選びたいですね。

ご不明な点がございましたら、どの様な事でも、いわま薬局・石原にご相談下さいませ。