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寝れない…不安だ…やる気が出ない…イライラする…なぜか疲れやすい私たちの心~心も体も一緒に元気にする方法を教えます~

こんにちは。いわま薬局の石原です。

本日は、みなさんの【心】について、とりわけ【心の疲れ】についてのお話をしよう考えています。

:私たちの【心】が危険!

少し前の話になりますが、いわま薬局のご近所に、新しい心療内科がオープンしました。

評判はもちろん良いのですが、 私がとても驚き、今回みなさんにお話ししたかったのは、
クリニックさんの内情や評判はさておき、

初診予約がめちゃくちゃ取りづらい』ということでした。
代理で予約をする事になったのですが、それはそれは狭き門でした。

単にこのクリニックさんが、オープン早々すごい人気なのかなとも考えましたが
他のクリニックさんでも、最近は初診をとっていない話なんかも聞いていたので
他のお医者さんや看護師さんにも色々とお話しを伺いましたところ、

【この10年、心療内科・精神科の患者さんが右肩上がりに増えている!とにかく多い!】という事でした。

もちろん、各医院さんによるのは大前提として、
さらに、心療内科の敷居が低くなったことも勿論加味した上でも
一昔前に比べ、とても【心】が疲れ、不眠や鬱やイライラなどを抱え、来院する方が増えているのが現実でした。

昨今の外出自粛や、学校の休校などで、大人も子供も普段よりもストレスが増え、
いつもなら平気な事でも、【心】が疲れている時は、とてもつらく感じてしまったりも多々あると思います。

これから先に不安を感じる方も多いと思います。もちろん私もその一人です。

ただ、私が考えるに、体内や脳の状態が、ストレスにうちかつ準備ができていれば
同じ問題が起こっても、前向きなとらえ方ができたり、落ち込みの深さも軽減できたり
例え、一度はガクン!と心が病んでしまっても、そこからの回復が早かったりという事は大いにあると思うのです。

今回は、【ストレスに思う事そのもの(例えば人間関係で悩んでいる・お金の問題などなど)】は取り除けなくても、
【それに必ず勝てる、強い身体と脳(心)を準備する】ためには、どんな方法があるのかをお話ししたいと思います。

ただ私は、カウンセラーではなく、みなさんの体の健康から、心の健康を作ろうと考えているので
【心の持ちよう】や【問題の考え方】などの方は、専門家にお任せして、
【体の健康と脳の関係性】などから、みなさんが少しでもストレスに打ち勝てるよう、お話しできればと考えます。

:数字で見る【疲れた心】の現状

データーを調べてみても、何らかの精神疾患で医療機関を受診した患者さんの数は年々増える一方です。

例えば、ここ15年の上記の理由で受診した患者さんの数字は,約2倍になっており、
その中でも、みなさんも身近な【 ウツなのど気分障害 】が理由で受診された患者さんにおいては、
平成14年~29年の15年間で約3倍になっていました。

ウツなどの気分障害のみに関して言えば、2008年の時点で100万人を超え
2019年の時点での、受診していない人を含めたウツの推定患者数は、
500万人以上というデータが発表されています。

現代は、ストレス社会とは言われておりますが、あまりにも多すぎる数や、急激な増え方に驚くと同時に、
同じ内容の問題でも、現代の人は、よりストレスに感じやすく、
また、回復の機能も衰えてしまっている事も、【心の病気】が増えてしまっている一因だと考えられます。

もちろん、鬱になってしまったら、適切な受診や投薬は必要ですが、
そうなる前に、
 ・前向きなとらえ方ができたり
 ・落ち込みの深さを軽減できたり
 ・一時は病んでしまっても、そこからの回復が早かったり

そういう事ができれば、今の生活への影響も少なく、更に早い心の回復に繋がるのではないかと考えます。

そのためには、自分の【心が疲れているサイン】を見逃さないことも必要ですので、
次のお話では、自分では気づきにくいけれども、実は【心が疲れている】かもしれない
【体】や【行動】のサインについてお話しします。

:それ!心が疲れているサインです!

わかりやすいサイン

・イライラする
・不安感を抱いている
・落ち着かない
・憂鬱な気持ちになる 
・悲観的になりやすい

といった事が、どんどんと目に見えて増えると、人は、自分の精神状態が悪い事に、まだ気づきやすいのですが、

見過ごされやすいサイン

・熟睡できない(眠れない・途中で目が覚める・いやな夢を見る)
 →そのため、仕事や家事の最中に強い眠気を感じてしまう
・身体のだるさがあり、ちょっとしたことでもすぐに疲れてしまう
・食欲が落ちて、胃や腸に不快感を感じる
・頭痛や胃痛、肩こりなど、体の不調や痛みが出てくる
・朝起きた時点で疲れを感じている

といった症状の場合は、他の病気や年齢のせいだと考えがちで、なかなか【心が疲れているサイン】だとは
思わないことも多いようです。

さらに、

危険なサイン

・遅刻が増える(仕事、プライベートに関わらず)
・物事に集中できない、注意力が低下しているといった事からミスが多くなる

・物事へのモチベーションが上がらない
・人付き合いがおっくうになり、職場の飲み会などイベントに誘われても断ってしまう
・身だしなみに気を使えなくなり、身なりが乱れるようになる

などといった、コントロールできない行動や思考になってしまった時は、
自分でも『なぜこうなってしまうのだろう…』と悩んでしまったり、
その様な状態の自分を、ますます自分を責めてしまう傾向にあり
段々と、本当に、ウツという病気に進展して得しまう事が多い様です。

上記のような【心が疲れているサイン】を、できるだけ見逃さないようにして
気づいたときには、無理をせず、自分でできるストレス解消や休息を早めに取り入れるようにしてください。

本当であれば、自分の好きな事、例えば、
スポーツ・マッサージ・岩盤浴やヨガ・読書(マンガ)・美味しいものを食べる・映画を見る
お笑い番組でおもいっきり笑う・旅をする・ペットと戯れる・癒される動画を見る・お料理

などができればよいのですが、落ち込みや不安感がひどい時は、
何かする事自体が無理…とうこともあります。

そんな時は、
深呼吸する・とにかく寝る・ぼーっとする・湯船につかる・信頼できる人と同じ空間にいる・温かい飲み物を飲む

こういった事で、一息つくだけでも、少し落ち着く事もあります。

次は、例えば同じ問題が起こっても、
『ものすごく辛く感じて立ち直りにくい時(人)』と
『比較的、前向きに考えやすく立ち直りが早い時(人)』には、どんな違いがあるのかをお話ししたいと思います。

:幸せホルモンの秘密

例えば、職場(プライベート)の場で、あなたが大きな失敗をしてしまい、
上司(お友達)にとても怒られたとしましょう。

そんな時、ある時(人)は
『何という事をしてしまったんだ…反省しないと…』
『でも同じことをしなければ大丈夫だ!よしこれからは気を付けて過ごそう!』
『そのためにできる事は…』

といった様に、落ち込んでも段々と前向きに考える事ができるようになります。

けれどもある時(人)は
『 何という事をしてしまったんだ…反省しないと… 』
『ああ…○○さん怒ってるかな…ああ△△さんにも嫌われたかも…』
『何でこんなことに…ああ…情けない…どうしよう…』

といった様に、負の無限ループに陥ったり、いつまでも失敗が頭から離れず
不安や不眠・イライラなどに繋がってしまう事があります。

この違いは何だと思いますか?

もちろん、それぞれの人の生まれ持った性格も大きく関係していますが
性格だといっても、生まれ持ったものだけではなく、環境などによっても大きく違うのが現実です。

そして、同じあなたという一人の人間でも、その時によって
受け止め方が大きく変わったりしませんか?

3つの幸せホルモン

この様に、ある時(人)によって、落ち込み方や悩み方、前向きになる回復力などが違っているのには
3つの重要な【脳内ホルモン】が関わっていると考えられています。

人間の脳には、心や身体を正常に保つために100種類以上の脳内ホルモンが分泌されています。
その中には、人の感情や意欲に大きな影響を与える物質も存在します。
特に3つの重要な脳内ホルモン
・セロトニン
・オキシトシン
・ドーパミン 


これらを【幸せホルモン】と呼んでいて、これらがしっかりと作られているかによって
人は、幸福を感じたり、意欲がわいたり、前向きになれたりができると考えられているのです。

【セロトニン】・・・ストレスに負けない幸せホルモン

実は、セロトニンは、正確にはホルモンではなく自律神経を整える「神経伝達物質」です。

セロトニンがしっかり分泌されていると、自律神経のバランスが整い心が安定します。
心が安定することで、ストレスも軽減され、更にイライラや不安感も減っていきます。

逆にセロトニンが不足すると、自律神経のバランスが乱れ、慢性的なストレスがかかり
表現できないような不安感や、自己否定感につながってしまい、
うつ病を引き起こす原因となるのは、みなさんよくご存じかと思います。

また、セロトニン自体が、睡眠を促す「メラトニン」というホルモンの原料にもなると考えられ
セロトニンが分泌されると夜もしっかりと眠れるようになるようです。

ストレスに負けない安定した精神を保つには、セロトニンをしっかり分泌させるのが大切だと考えられます。

セロトニンを増やす方法は、後ほど詳しくご紹介しますね。

【オキシトシン】・・・ 安らぎを与える幸せホルモン

オキシトシンには、次のような効果があると言われています。
 ・ストレスを和らげる
 ・不安や恐怖心を和らげる
 ・他の2つの幸せホルモン(セロトニン・ドーパミン)の分泌を助ける
 
これらの作用によって、ストレスも減り、免疫力アップも期待できるといわれています。

もともとオキシトシンは、授乳の際に分泌が促され→母乳の分泌が促される事などから、
母子間の触れ合いで分泌する幸せホルモンと考えられていました。

しかし、研究を進めていくと母子間以外でのスキンシップによっても分泌されることがわかってきました。
そのため、オキシトシンは
 ・恋のホルモン
 ・抱擁ホルモン
 ・思いやりホルモン  など呼ばれる事もあるとの事です。

恋人や友人とのスキンシップ、家族とのだんらん、好きな友人との食事や会話、
またペットとの触れ合い、ゆったりとした入浴などでも、オキシトシンを効果的に分泌させることができます。

今の状況では(2020/4/7現在)、人と触れ合う事はなかなか難しいのが現実ですが
『相手を思いやって何かを分け与えたり助けたりすること』でも、オキシトシンが分泌されることが分かってきているので
今は、助け合いの精神で分泌を促し、自分も人も幸せにできると良いですね。

【ドーパミン】・・・ やる気が出る幸せホルモン

ドーパミンは、人が生きていく上では必要不可欠な『やる気』を促し、物事への興味なども促す幸せホルモンですが
これも、セロトニンと同様 「神経伝達物質」 です。

【好きこそものの上手なれ】と昔から言うように、やはり人は、興味のあるものに対して
何かしようとする『やる気』があってこそ、行動する生き物なので

ドーパミンが不足してしまうと、無気力人間に近づいていきます。

その他にも、ドーパミンの分泌が増えると、
 ・学習能力や仕事能率のアップ
 ・達成感
 ・快感、喜び、感動 等の感情を感じやすくなります。

ドーパミンを増やすには、
 ・ごく小さなものでも良いので、達成できる目標を設定し達成感を得る
 ・それを繰り返す
 ・目標に対してご褒美を設定する(この宿題が終わったらおやつを食べるぞ!など)
 ・好きな音楽を聴く
 ・ドーパミンの原料となる[ フェニルアラニンやチロシン ]が多く含まれたチーズや大豆製品などを摂取する

といった事が良いとされています。

セロトニンの増やし方

さて、3つの幸せホルモン中でも、最もよく耳にする【セロトニン】の増やし方について掘り下げてみたいと思います。

【セロトニン】は、分泌が不足することで、
昨今500万人以上いると言われる【ウツ病】の原因になると考えられています。

したがって、【セロトニン】を正常に分泌させることで、一度は落ちこんだ心も早期に回復し、
イライラや不安感なども軽減し、不眠なども改善し、【ウツ病】にまで至らずに済むのではないかと考えることができます。

ではどうすれば、セロトニンの分泌を促すことができるのでしょうか。

それには、2つの大切な事があります。

1:日光を浴びる

日光をしっかりと浴びることで、セロトニンは分泌が活発になります。

日照時間が短く、日の光も弱くなり、どうしても日光を浴びる量が減りがちな冬には
【冬季うつ病】といわれる、季節性のうつ病が発生することもある程、
日光とセロトニン生成には深い関係があります。

ただ、セロトニンは、日光を浴びれば無限に増えるわけではないので
1日15~30分程度、特に起床時に浴びるのが、効果的だと考えられています。

しかし、タイミングにはそんなにこだわらなくて良いので、自分の都合の良いタイミングで
お散歩や日光浴をしてみてはいかがでしょうか。

2:腸内環境を整える

みなさんは【脳腸相関】という言葉をきいたことはありませんか?
これは、脳と腸が、互いに密接に関連しているという事です。

例えば、ストレスを感じるとお腹が痛くなって下痢を引き起こしてしまうのと同じように
逆もまたしかりで、腸内の環境が悪いと、脳にストレスがかかりやすくなるという事なのです。

実際、体内で作られる、
ドーパミンの約50%
・セロトニンの約90%は腸内で生成・存在するということが分かってきており、
腸内環境の悪い人は、
 ・不眠
 ・不安
 ・イライラ
 ・攻撃的な考え
 ・落ち込み

などの症状がより出やすいと考えられています。

腸は第二の脳です。脳からの命令なしに自分自身で様々な指令を出せるのは、
人間の器官の中でも脳だけなのです。

腸には思考があるといっても過言ではありません。

昨今の、”切れる子供たち”というのも、食生活が悪く、腸内環境が乱れていることが一因だという研究結果もあります。

:腸内フローラが全てを握る!今こそ腸活を

免疫だって腸内環境

そのような事から、腸内環境(腸内フローラ)を整えることが、
【疲れた心】を回復するために、【心の病気】にならないためにも
想像以上に大切な事だという事が分かってきました。

腸は、幸せホルモンの分泌以外にも、免疫の60~70%を担っている、体内最大の免疫器官でもあり
腸内環境を(腸内フローラ)を整えることは、体にも心にも、極めて重要だという事です。

昨今は、【免疫力の強化】【ダイエットのため】【アレルギーの緩和】などの理由で
腸内環境(腸内フローラ)を整える【腸活】が、大いに推進されていますが、
【心の健康】のためにも、ぜひ、【腸活】を始めてください。

腸活の具体的な方法

腸活とは、一言で言ってしまうと、
腸内の善玉菌を増やし、悪玉菌の発生を抑え、より腸内を善玉菌優位にすることです。
では、具体的にどうすればよいか。

詳細は【もっとも簡単で効果的な「最善の腸活」のお話】をぜひご覧になって頂きたいのですが
ここでは結論プラスαだけお話しします。

 1:悪玉菌を増やさないように【酵素】をしっかり摂取し、腸に未消化物を送らないようにする

→酵素が足りず、口から摂取したものの未消化物が残り、腸まで行ってしまうと、
未消化物が腸内の腐敗菌の餌となり、悪玉菌がどんどん増えて、腸内環境を悪くしてしまいます。

現代人は動物性たんぱくの摂取が大幅に増え、炭水化物を極端に減らし過ぎる事もあり
この現象が非常に多く見られます。

 2:善玉菌を増やすため、発酵食品などで良い菌を腸に届けるようにする

→ 発酵食品をつくる菌にはよく耳にする乳酸菌やビフィズス菌の他に、
麹菌、酵母菌、酢酸菌、納豆菌などもあり、これらは日本人の身体に一番合っています。

古くから受け継がれてきた大切な知恵であり、日本人は昔から発酵食品をとることで免疫力を高めていたのです。
発酵食品には、味噌、醤油、酢、納豆、ぬか漬け、たくあん、キムチ、ヨーグルト、かつお節などがあります。

 3:その他に

→代謝や体温を上げる事も、免疫力アップや腸活に繋がります。腸活が代謝や体温を上げる事にもつながります。

→自律神経を整える事も腸活に繋がります。腸活が自律神経を整える事にもつながり、ここでも相関性があります。

最も簡単で確実な腸活方法教えます

1:酵素を補う
2:発酵食品で良い菌をお腹に届ける
3:代謝、体温を上げる
4:自律神経を整える

上記の腸活の方法は、どれも特別な事をしなくても、しようと思えば誰もができる事ではあります。
毎日、バランスの良い栄養素たっぷり・酵素もたっぷり、
良い菌もたくさんの発酵食品や抗酸化作用の高い身体に良い食事を摂取し、
ストレスもため過ぎず、代謝や体温アップのための入浴や運動などもして過ごせばよいのです。

しかし・・・
なかなかそのような生活を、毎日送る事が難しい方もいらっしゃるのではないでしょうか。
確かにしようと思えば可能ですが、時間もお金も手間も、とても多くかかることだと考えられます。

そこで、私が常にお勧めしているのが、
無添加・発酵酵素原液の【きせき】【バイオきせき】というオリジナルの発酵酵素ドリンクです。

数ある酵素ドリンクとは、一線を画している本物志向の完全発酵原液であり、
1&2の条件である【酵素】の塊であり、70年以上の伝統のある【5種の有用菌】で完全発酵させた
発酵食品なので、まさに【腸活】のためにある様な飲料となっています。

3&4の条件においては、体内の潜在酵素の無駄づかいをなくし、代謝酵素の働きを大いに活発にするので
あらゆる生命活動(代謝)がスムーズに行われます。
また、自律神経と密接な関係のある腸の環境も整うので、その結果、
体温調節・発汗作用・ホルモンの分泌なども整いやすくなります。

昨今の酵素ドリンクブームで作られた酵素ドリンクとは異なる、
70年の伝統のある老舗酵素メーカーと、同じく70年の歴史ある薬局とのコラボレーションで生まれた
本格的な発酵酵素原液です。

お続けいただいているお客様から、様々なお声を頂きますが
美容関連を除くと、最近多いのが

【風邪をひかなくなった】【寝つきが良くなった】【花粉症が軽減した】【起きた時が今までより楽だ】
【元気が出てきた】【頭が働いている気がする】
といった、免疫や心の状態に大きく関わる内容も多く頂いております。

本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。

腸活や腸内フローラ、酵素ファスティング等どのようなことでもご質問やご相談ありましたら、
お気軽にお問い合わせフォームよりお問い合わせください。


いわま薬局:登録販売者
いわま酵素  石原あかり