実は酵素がよくわからない人はこれを読んでください:パート3

こんにちは。
いわま薬局:ファスティングアドバイザー&酵素マイスターの石原です。 
本日は、前々回[実は酵素がよくわからなかった人はこれを読んでください:パート1] 
前回[パート2]に引き続き、ゼロからわかる酵素学最終章のパート3をお届けします。 

前回までのお話は、 
[パート1] 
【1】そもそも酵素って何?  
 1-1:酵素の役割 
 1-2:酵素の種類 
 1-3:消化酵素と代謝酵素の関係 
 1-4:救世主は食物酵素 
 【2】酵素が足りないと出やすい症状 

[パート2] 
【1】酵素たっぷりのメリット:ベスト3 
【2】食べる順番の秘密 
 2-1:最初に食べるもの 
 2-2:朝イチに口にれるもの 
【3】体内リズムと酵素 
 3-1:朝ごはんはしっかり食べないとダメは嘘 
 3-2:酵素をチャージするには早寝! 
 3-3:肥満と睡眠

上記をお話してきました。 
最終章の本日は、『食べるものから上手に酵素を摂取する生食のススメ』を最初にお話しし 
最後に、『酵素生活のNG集』=いくら酵素を摂ればよい!といっても 
がむしゃらに生食をすれば良いという訳ではない、注意事項などをお話しして締めくくりたいと思います。 

【目次】 
1:酵素たっぷり生食のススメ 
2:生食のススメNG集 

1:酵素たっぷり生食のススメ 

1-1:加熱調理した食物に酵素はゼロ! 

本来、全ての食物には、自分自身(食物自身)を消化(分解)するだけの酵素が含まれています。 
 
野菜も肉も魚も、調理前:生の状態では、自らを消化(分解)できるだけの酵素を持っているはずが 
高温で加熱調理することで、酵素が全て失われてしまい、  
消化するためには、体内の潜在酵素を消化酵素に変換して使用しなければならなくなります。 

もちろん、自らを消化するための酵素だけではなく、その他の様々な消化酵素や代謝酵素も 
高温で加熱調理する事によって、無くなってしまい、 
体内で行われる、消化→吸収→代謝→排泄などの一連の生命活動に必要な酵素は 
全て、体内にある潜在酵素に頼らなくてはならず、沢山の潜在酵素が使われ、 

身体は慢性の酵素不足の状態に陥りやすくなります。 
その事からも分かるように、口から入るもので酵素を多く摂取しようとした場合 
大切なのが、高温加熱されていない【生食】がおすすめであるという事です。 

しっかり茹でた温野菜も、野菜たっぷりの市販の野菜ジュースも 
身体に良さそうに見えても、酵素はゼロです。 
実は、酵素だけではなく、熱に弱いビタミンやミネラル・ファイトケミカルも無くなっています。 

電子レンジでチーンしたコンビニ食などは論外で、食べれば食べるほど 
酵素の無駄遣いをする事になり、健康からは遠のいてしまいます。 

では、とにかく生食だけをがむしゃらに食べていれば、健康で居られるのかというと 
そうではなく、色々な視点からNGな事もあります。 
その話は後に詳しくするとして 
ここでは一旦、生食は酵素や熱に弱い様々な栄養素も、たくさん摂取できますよという事です。 

1-2:生食はそのままより、すりおろすと酵素倍増♪ 

生野菜や果物を食べるときは、とにかくよく噛んでください。 
理由は、1つは皆さんがよく知るように、唾液に含まれる酵素によって消化が助けられたり 
食物が細かくなることで、消化を助けることになるからです。 

これは、昔から言われているので当たり前の話なのですが、 
実はもう一つ理由があって、こちらは1992年の研究でわかったことなので 
まだ知らない人も多い話です。 

それは、食物をよく噛むことで酵素の量が増し、更にそれらの酵素によって 
元々は食物には含まれていなかった【別の栄養素】が発生するという事です。 

具体例を見てきましょう。 

この研究は、ジョンズホプキンス医科大学のタラレー教授によるもので 
アブラナ科の野菜を口に入れるとある酵素が出現し 
続いてよく咀嚼(かむ)することで、別の栄養素=スルフォラファンが出現するというものです。 

これは、酵素が仲介役になって、元々無かった栄養素を発生させているという事で、 
このスルフォラファンは、非常に抗酸化作用の高いファイトケミカルで 
体内に取り込まれると、がんの予防に高い効果を発揮されてると考えられています。 

アブラナ科の野菜とは、具体的には 
・キャベツ・大根・かぶ・白菜・ブロッコリー・小松菜・菜の花・カリフラワー 
・レッドキャベツ・ケール・芽キャベツ・クレソンなどです。 

しかしながら、よく噛むことが良いことはわかっていても 
慣れない人にはなかなか面倒な事であります。 

そこでオススメなのが[すりおろす]という調理法なのです。 

すりおろすことで細胞膜が破れ、酵素が活発に働くようになり、 
また、細胞内の酵素まで存分に取り入れることができます。 
そのうえ消化にも大変良く、体内の潜在酵素を、消化のために無駄づかいせずに済むのです。 

すりおろし野菜の中でもおすすめは、大根おろしです。 
大根は、すりおろすことで、そうでない場合と比べ、数倍どころか数十倍に酵素が増えます。 
そして大根は、先ほどの実験で出た【アブラナ科】ですので 
すりおろす事で、ガン予防に効果的な【スルフォラファン】も増えます。 

また、最新の研究では、あまり栄養価の高くない野菜と思われがちなキュウリにおいて、 
すりおろすことで、【ホスホリパーゼ】という脂肪分解酵素が大量に含まれているという事も分かりました。 

よく噛むのも面倒・・・すりおろしも面倒・・・ 
という方には、低速ジューサーで、自家製の野菜果物ジュースにするのがおすすめです。 

高速回転のジューサーは、摩擦熱で酵素が変形してしまう事もあるので 
できたら低速がおすすめです。 

ただし、ここで大切な注意点があります。 
すりおろしや野菜や果物、もちろん、ジュースにしたもの含め 
時間が経つと酸化が進んでしまい、酵素は激減してしまします。 
カットしたフルーツや野菜も、すりおろし程ではなくても 
時間と共に酵素はどんどん減っていきます。 

切ったり、すりおろしたり、ジュースにしたら、できるだけ速やかに食べることが大切です。 

残念ながら、コンビニ食などについている大根おろしや 
スーパーのカットフルーツやカット野菜には、酵素が残っていない可能性が大いにあるのです。 

2:生食のススメNG集 

2-1:やみくもに生食をしろという事ではありません 

例えばアメリカでは、生食だけを食べる健康法を実践している人が多くいるようですが 
それは少し無理があるのではないかと思います。 

第一に、生食だけを食べ続けるという事は、大きなストレスとなると思いませんか。 
お酒も飲みたいですし、焼き肉やあたたかいシチューやカレーも食べたいのが 
普通の人の普通の欲求です。 

全てを禁止するような生活は、ダイエットと同じで、短期間は良くても必ず途中で挫折します。 
楽しく食べながら、楽しく健康になり、長く続けることができることが大切です。 

[酵素たっぷり生活]は、ずっと続けるから意味があるので、無理なく 
次のようなバランスで行うのが良いのではないでしょうか。 

・ 生野菜+果物 50% 
・ 加熱調理した料理 50% 

生食だけの生活をしていると、例えばホモシステイン(心疾患などの原因になる)など 
身体に悪影響が出る可能性のある物質が、体内に増えすぎることもあります。 

また、生野菜の細胞膜は壊れにくいので、よく噛まないと消化不良を起こすこともあります。 
ですので、生食の際は、すりおろしたり、液体にする事をおすすめしています。 

と、ここで、生野菜や果物・生魚は、身体を冷やして良くないと考える人がいると思いますが 
それは正解ではありません。 

加熱しようが、生で食べようが、 
食物には、陰性(身体を冷やす)と陽性(身体を温める)のものがあるのです。 
どちらも大切な働きがあるので、バランスよく頂くのが大切なのです。 

余談ですが、 
身体が冷えていると感じれば服を何枚も着るより、陽性の食事を増やしたり 
お風呂につかったりようにし、 
熱を持っているなと感じたら、クーラーなどで冷やすのではなく、 
陰性のものを取り入れクールダウンしてみるなど、食事によって体の調節をするのも一つだと考えます。 

2-2:大きな種は食べないで! 

植物の種には、酵素の働きを抑制してしまう物質が多く含まれていると考えられています。 
そのため、生のままの植物の種は避けるようにしましょう。 

ただし、イチゴやキウイ・トマト・オクラ・ナスなどの様に取り除くのが難しい種については 
あまり問題はありませんので、そのままで大丈夫です。 

しかし、みかんやスイカ巨峰などの大きな種は取り除きましょう。 
また、インゲン豆やえんどう豆の種、グリーンピース、ピーナツやアーモンドなどは 
10~15分くらい加熱してから食べるようにしてください。 

もう一つ、気を付けたいのが、健康食の代表と考えられている【玄米食】です。 
大豆や小豆も同様なのですが、これらにも、 
酵素の働きを抑制してしまう物質が含まれ、これを解除するには、 
加熱だけでは足りないので、調理前に12時間以上の浸水(水につける)をおすすめします。 

玄米に関しては、めんどくさい様であれば、発芽玄米を使用すれば
酵素の働きを抑制する成分は残っていません。

しかし!上記の様な、加熱や浸水をせずとも、酵素の働きを抑制する物質を取り除く方法があります。 
その解決法が【発酵する】という事です。 

例えば、大豆はそのままですと、酵素抑制物質が含まれていますが 
【発酵】させて、【納豆】にしてしまえば、その物質は消え、さらに、酵素もアミノ酸なども倍増し 
理想的な食品と生まれ変わります。 

昔の日本人は、この様な事を知恵や経験で知っていたのです。

お味噌・醤油・おつけもの・納豆・酢の物

これらを日常的に摂る事で、健康で長生きができる民族へとなっていったのでしょう。

現代人の健康寿命は、果たしてどのくらいになるのでしょうか…。

発酵食品は、酵素を摂取するという観点からだけではなく
様々な良い菌が含まれており、腸内の環境を整えるのに、最も適した食品なのです。

2-3:生食ができそうにない・・・めんどくさい・・・好きじゃないという方は 

・潜在酵素の無駄づかいをなくすためにも、外から酵素を補うべきという事も 
・午前中の排泄の時間帯に、フルーツを摂るのが良いことも 
・ある程度の生食が、健康には絶対欠かせない事も 
・そのまま食べるより、すりおろしたり、ジューサーでジュースにする方が更に効果的な事も 
・コンビニやスーパーの生野菜やフルーツには栄養素がかなり減ってしまっている事も 
・市販の野菜ジュースには、酵素はゼロ、栄養素も少ない事も 

全て理解できて、明日から、酵素たっぷり生活を始めたいのだけど・・・ 

・朝からフルーツなんて、自家製ジュースなんて・・・ 
・生野菜はたくさん食べれない、好きではない 
・すりおろしたり、自家製のジュースなんて毎日は無理 
・忙しくてコンビニでしか買い物できない 
・野菜や果物を買っても腐らせてしまう・・・ 

という方は、ぜひ、良質な発酵酵素ドリンクを取り入れてみるのはいかがでしょうか。 
自家製ではとてもじゃないけど不可能な、100種類以上の原材料を使用し 
市販の野菜ジュースの様に、高温加熱殺菌もしていないので、 
酵素や熱に弱い栄養素もしっかり残っています。 

必須アミノ酸は全て含まれています。 

希釈してジュース感覚で飲めるタイプと、
超めんどくさがり屋さんには 、原液そのものであるのに、薄めずそのまま飲める、
低糖質・低カロリータイプもご用意があります。 

極めつけは、完全発酵した【発酵原液】なので、腸内フローラも整え 
腸活にはもってこいの発酵ドリンクとなっています。 

いわま薬局では、40年以上に渡り、
色々な酵素系ドリンクを扱ってきましたが 

最後にたどり着いたのが、当店オリジナルの【きせき】&【バイオきせき】です。 

仮に、これらだけを1か月間飲んでも栄養失調になる事はないほどの栄養素のかたまりです。 

今すぐ【酵素たっぷり生活】を始められたい方は、ぜひサイトをご一読下さいね。 

酵素ファスティングも大好評ですので、 
ダイエットやご健康についてのご相談やご質問もお待ちいたしております。 

本日も、最後まで読んで頂き、ありがとうございました。 

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