自分では気付かないストレスがもたらす心身の危険！今すぐ試したいストレスセルフチェックと解消法【前半】

みなさん、こんにちは。いわま薬局・セルフメディケーション担当です。今回のお話はとっても身近な話題！《ストレス》についてです。
現代社会では、誰もが何かしらのストレスに直面することがあります。ストレスを感じない人の方が珍しいのではないでしょうか。
仕事や学業、人間関係や生活環境の変化など、様々な事がストレスを感じる要因となり、しばしば大きな負担に感じる事があり、それは、皆さんが考えている以上に、私たちの心や体に悪影響を与えてしまいます。ストレスは万病の元となります。

ストレスは、避ける事が難しく、私たちの日常とは切り離せない大きな問題ですが、きちんと対策し上手に解消する事で、ストレスに打ち勝って、心身共に健康で充実した生活を送ることができます。
この記事では、ストレスの原因や種類、自己チェック方法、解消法、抗ストレスに役立つ食べ物などを紹介し、ストレスを克服するためのヒントを2回のブログ記事で提供しますので、ぜひ参考にして下さいね。

『私はストレスなんて感じないわ』と思っている方でも、意外に気づかぬうちにストレスをため込んでいるものなので、 ぜひ皆さん、日頃からのストレス対策に目を向けて下さい。
前半は、ストレスの種類とその怖さ、セルフチェックまでを徹底解説です！

【後半】：効果的なストレス解消法や、抗ストレスに効くおすすめ食品の記事はコチラ

◆ストレスの種類

みなさんは、ストレスというとどんなイメージを持ちますか？やはり、人間関係やお金の事などからくるイライラや不安などの、精神的・心理的なストレスを思い浮かべる人がほとんどではないでしょうか。
筆者も、ストレス＝精神的なものと考えていましたが、それらはあくまで気づきやすいストレスが精神的なストレスが多いというだけで、実はストレスには様々な種類があります。
以下に主なストレスの種類を3つあげると共に、《 自分では気付かないストレスランキング》も合わせて書いておきますので参考にして下さい。

● 気づかないランキング第3位 【心理的ストレス】

心理的ストレスは、精神的な負担によって引き起こされるストレスです。例えば、仕事がうまくいかない時や学校の成績の事などがあり、一番多いのは人間関係と、お金の悩みと言われています。また、自分自身の性格や過去のトラウマなども原因となる事があります。
心理的ストレスは、不安やイライラから始まり、長期化すると、うつ病などの精神的な病気を引き起こす可能性があります。心理的ストレスを解消するには、自分自身を癒す時間を作ったり、ストレスを抱えていることを誰かに相談することが効果的です。

私たちは、不安感やイライラ＝ストレスがかかっていると認識しやすいので、自分で気づかないストレスランキングは低めの3位となります。

●気づかないランキング第2位 【生理的ストレス】

生理的ストレスは、体の内部から生じるストレスです。例えば、疲労や睡眠不足、栄養不足、運動不足、身体的な病気などが原因となることがあります。生理的ストレスが長期に渡って続くと、免疫力の低下や慢性的な体調不良などの健康問題を引き起こすことがあります。
生理的ストレスを解消するには、バランスの取れた食生活や十分な睡眠、適度な運動などが重要です。

生理的ストレスは、体に負荷がかかるため、疲労感や不眠症、頭痛、肩こり、食欲不振などの身体的な症状が現れやすく、自覚症状があるため不調については最も気づきやすい反面、それがストレスによる物だと気づかない事があるので、気づかないランキングは中程度の2位となります。

● 気づかないランキング第1位 【外的ストレス】

外的ストレスは、環境から生じるストレスです。例えば、騒音、気温や環境の急激な変化、交通渋滞、人混みなどが原因となることがあります。外的ストレスは、自分自身の状況をコントロールできないため、ストレスを感じることが多くあります。
外的ストレスを解消するには、ストレスを感じやすい環境から離れるのが一番手っ取り早い方法ですが、簡単に離れられない場合においては、気持ちの持ちようでは避けるのが難しいので、厄介なストレス要因です。
気付かない間に溜まり、気づいた時には体の不調や心の病気になってしまっている事も少なくありません。

外的ストレスは、環境から生じるため、ストレスを感じる環境に長くいる場合が多く、最初はストレスに感じていても、慣れてしまいストレスが蓄積している事に、気づきにくくなる傾向があります。
また、明らかに不快だと認識できる人間関係の問題は、心理的ストレスとなりますが、何となく不愉快だな…モヤモヤするなといった人間関係のストレスの多くは、慢性化する(環境の一部となる)事が多く外的ストレスに分類されます。そうなると気づかないうちにストレスがたまりに溜まっている事があるのです。
その様な事から、自分で気づかないストレスランキングは、堂々の一位となります。

◆ストレスの恐怖

ストレスは、生きていく上である程度は必要なものであり、一定の量があることで、パフォーマンスの向上や学習効果の向上につながることがあります。しかし、過剰なストレスは、身体や心に負担をかけ、健康に悪影響を与えることがあります。
昨今は過剰なストレスがかかることが非常に多く、ストレスは現代人にとって万病の元と言われてります。過剰なストレスによる心身への悪影響は多岐に渡りますが、以下にいくつか代表的なものを紹介します。
みなさんが考えているよりもかなり危ないストレスの影響をよく知って、早めの対処を心がけるようにして下さい。

1：自律神経の乱れ

ストレスが続くと、交感神経が優位になり、副交感神経の働きが弱くなることで自律神経のバランスが崩れます。それによって下記の様な悪影響が出やすくなります。

・血圧や心拍数が上昇し、心臓や血管への負担が増える
・消化器系や腸の働きが悪化し、便秘や下痢などの消化器症状が現れる
・呼吸が浅くなり、肺の機能が低下する
・首や肩、腰などの筋肉の緊張が続き、痛みが現れる

2：免疫力の低下

ストレスが続くと、体内に非常に多くの活性酸素が発生します。活性酸素が過剰に発生すると、免疫細胞自体を損傷してしまい、免疫力が低下することがあります。
また、活性酸素が細胞内に侵入することで、DNAの損傷や細胞の老化を引き起こすことがあります。これらの影響は、慢性的な疾患や老化現象につながることが知られています。
活性酸素の異常な増加は、《2:免疫力の低下》だけではなく、《1:自律神経の乱れ　3:内分泌の乱れ　4:睡眠障害》すべてに大きな影響を与えます。
ストレスの最悪の性質は、この活性酸素が体内で異常に増え、心身に悪影響を与えることではないでしょうか。

・感染症にかかりやすくなる
・アレルギーや自己免疫疾患などの病気にかかるリスクが高まる
・癌などの病気のリスクが高まる

3：内分泌系の乱れ

ストレスが続くと、ストレスホルモンであるコルチゾールやアドレナリンが分泌されます。これが長期間続くと、内分泌系のバランスが崩れ、ホルモンの分泌量が変化することがあります。

・血糖値が上昇し、インスリンの分泌量が低下するため、糖尿病になりやすくなる
・生殖機能が低下し、性欲が低下したり、生殖能力が低下する
・骨密度が低下し、骨粗鬆症のリスクが高まる

４：睡眠障害の発生

ストレスが続くと、睡眠の質が低下し、寝つきが悪くなるなどの睡眠障害が発生することがあります。また、ストレスと腸内環境は密接に関係し、腸と脳は相関関係にあるため、腸内環境が悪くなる事はイコールで精神的な疾患を引き起こしやすくなります。その事から、睡眠障害以外にも下記の様な悪影響が出やすくなります。

・疲れが取れず、日中の集中力や判断力が低下する
・免疫力が低下し、感染症にかかりやすくなる
・心理的ストレスが増大し、うつ病や不安障害などの精神疾患のリスクが高まる

ストレスがあるからと言って、必ずしも上記の様な疾患に罹るわけではありませんが、ストレスに長期間さらされるとその様なリスクが発生するという事は知って頂き、早めにストレス解消をしてできるだけ溜めないようにして下さい。

◆ストレス　セルフチェック

ではここで、今の皆さんがどれ位のストレスが溜まっているか、ストレスのセルフチェックをしてみましょう。ここで行うのは、ストレス全般の簡易的なチェックです。本格的な職場ストレスのセルフチェックなどは、厚生労働省が提供しているサイトを下記に記しておきますので、興味のある方は参考にして下さい。

1：まずは各質問に以下の4つの選択肢で答えて下さい

1. 思わない：0点
2. あまり思わない：1点
3. 少し思う：2点
4. 思う：3点

2：質問一覧（20個）

1. 最近、自分の仕事や生活にストレスを感じていますか？
2. 最近、心配事や悩み事が多いと感じますか？
3. 最近、自分に自信が持てないと感じますか？
4. 最近、気分が落ち込んでいると感じますか？
5. 最近、寝付きが悪い、または眠りが浅いと感じますか？
6. 最近、身体の痛みや不調があると感じますか？
7. 最近、食欲がない、または食べ過ぎると感じますか？
8. 最近、集中力や記憶力が低下していると感じますか？
9. 最近、イライラや怒りが頻繁に出てしまうと感じますか？
10. 最近、何事にも興味が持てなくなっていると感じますか？
11. 最近、友人や家族との交流が減っていると感じますか？
12. 最近、自分自身を責めることが多くなっていると感じますか？
13. 最近、自分のペースや時間に追われていると感じますか？
14. 最近、周りの人や状況に対して怒りや不満を感じることが増えていますか？
15. 最近、達成感や充実感を感じることが少なくなっていると感じますか？
16. 最近、不安や恐怖心が強くなっていると感じますか？
17. 最近、過去の出来事や行動を反省することが多くなっていると感じますか？
18. 最近、休日や時間があっても、気分が落ち着かないと感じますか？
19. 最近、自分の健康について心配することが多くなっていますか？
20. 最近、自分自身をリラックスさせることができていないと感じますか？

３：次に回答に応じたポイントの合計点を算出します
　　合計点に応じて4段階に分類します

●合計得点 0〜15点：ストレスレベルが低い

ストレスを感じていないか、軽度のストレスである可能性が高いです。しかし、長期的にストレスを感じている場合は、ストレスが慢性化して健康に悪影響を与えることがあるため、注意が必要です。

●合計得点 16〜40点：ストレスレベルが中程度～やや高い

ストレスがやや溜まりつつある可能性があります。適切な休息やリラックス方法を見つけることが重要です。たとえば、規則正しい生活リズムを保ち、ストレス解消法（例えば、深呼吸、ストレッチ、マインドフルネスなど）を取り入れることが有効です。

●合計得点 41〜50点：ストレスレベルが高い

強いストレスを感じている可能性があります。ストレスの原因を特定し、取り除くことが重要です。また、長期に渡る場合は、適切な専門家のサポートを受けることも必要です。ストレスによって、体調不良や心理的な問題が生じることがあるため、早めに対処することが大切です。

●合計得点 51点以上：ストレスレベルが非常に高い

非常に強いストレスを感じている可能性があります。ストレスによって、深刻な健康問題や心理的な問題が引き起こされることがあるため、早急に取り除く事や、専門家のサポートを受けることが不可欠です。
また、自分自身でもストレスの緩和に取り組むことが大切です。早急な対処が必要です。

皆さんのストレス度はいかがでしたか？筆者はありがたい事に2番目の中程度～やや高いでした。同じ環境にいてもストレスに強い方もいれば弱い方もいて、感じ方はそれぞれです。
ストレスレベルが高めという結果が出た方も、そうでない方も、ストレス解消する事で悪い事はないので、ぜひ次章の解消法を参考に、ストレス解消しましょう！
厚生労働省の職場ストレスチェックは、コチラhttps://kokoro.mhlw.go.jp/

◆まとめ

本日の記事では、ストレスにはみなさんがよく知る心理的ストレス以外にも、外的ストレスや生理的ストレスなど、様々な種類のストレスががある事を解説しました。ストレスの種類によっては、ご自身ではなかなか気づかず、気づかない内に蓄積して、心身に大きな悪影響を与えてしまう事もお話ししました。
また、溜まってしまうと心身の病気へと発展し、万病の元となってしまうストレスを、できるだけ溜めないためには、ご自身がストレスをどれくらい感じているかを知る事からが重要なため、ストレスのセルフチェックも用意ました。
ストレスの最大の悪いところは、色々ある中でもやはり《体内に活性酸素が異常に増える》事だと考えられます。次の記事で詳しくお話ししますが、活性酸素を除去する《抗酸化物質》を積極的に摂る事がストレスからの悪影響の減少につながります。
ストレスが溜まっている事を自覚できている人はもちろん、気づかない内にため込んでいる人も多くいるため、日頃からストレス解消を心がけることが大切です。次の記事では、《その２：ストレス別解消法や、抗ストレスに効くおすすめ食品》についてご紹介しています。

●強力な抗酸化作用のSOD酵素

SOD酵素は、スーパーオキシドジスムターゼ（Superoxide Dismutase）の略称で、酸化ストレスから身体を守るための酵素の一種です。
SOD酵素は、活性酸素種を強力に分解することで、酸化ストレスから身体を保護します。活性酸素は、身体内で発生すると細胞膜やDNAなどの重要な構成要素を攻撃し、損傷を与えることがあります。このため、SOD酵素は身体の免疫力を維持するために重要な役割を果たしています。
SOD酵素は、植物や動物などの多くの生物に存在し、体内でも合成されます。しかし、年齢やストレス、疲労などの影響でSOD酵素の産生が減少する場合があるため、ストレスなどが多い人は外から補う事検討しましょう。

創業70年余年のいわま薬局で30年以上お勧めしている酵素ドリンク：きせき＆バイオきせきは、強力な抗酸化作用のあるSOD酵素をはじめとした多種多様の酵素成分や、原材料のビタミン・ミネラル・アミノ酸・ファストケミカルなどの多種多様の栄養素を、ギュッと凝縮させた発酵酵素原液です。

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ぜひ皆の、バランスの良い毎日のお食事のために習慣として取り入れて頂いたり、定期的なデトックス・ファスティングにもご利用くださいませ。