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平均寿命を延ばさず健康寿命を延ばす!生きているだけの老後になりたくないならこれをしろ3選

こんにちは。いわま薬局:セルフメディケーション担当です。本日のお話は、《健康寿命》についてです。
さて皆様は、日本が世界一と言われる、いわゆる《平均寿命》ではなく、制限なく元気に過ごす事ができる《健康寿命》というものをご存じでしょうか。
世界一の長寿大国日本では、この健康寿命と、生きてさえいればカウントされる平均寿命に、大きな差があることが大きな社会問題となっています。

そこで今回のお話では、健康寿命の大切さや、健康寿命を延ばす方法を詳しくご紹介したいと思います。年をとり健康寿命が尽きてしまってからでは意味がありません。
『わたしはまだまだ40代だから関係ないわ』ではなく、1年でも早くから老後の対策をして、 寝たきりや痴呆にならず、元気で楽しく過ごせる健康寿命を1年でも長く手に入れて下さい。

お話しするにあたっては、『The Blue Zones(ブルーゾーン)2nd Edition』という健康に長生きする大切さを書いた本も参考にさせて頂いております。興味を持たれた方は、ぜひそちらも読んでみて下さいね。

◆平均寿命と健康寿命

健康寿命とは『 健康上の問題で日常生活が制限されることなく生活できる期間 』と定義されており、生きてさえいればカウントされる平均寿命とは大きく異なります。
2021年発表の日本の平均寿命は《男性:81.41歳》《女性:87.45歳》です。それに対して制限なく楽しく生活できる期間である健康寿命は《男性:72.68歳》《女性:75.38歳》となっており、
平均寿命と健康寿命には、男性は約8.73年、女性は約12.07年の差があります。

これはどういうことかというと、亡くなる前、平均すると男性は9年近く女性は12年ほど、健康上の問題があって制限のある生活をしなければならなかったという事です。
長くないですか…。筆者は正直びっくりしました。そして少し暗い気持ちになりました。

足が悪く好きな旅行に行けなかったという軽度なものから、寝たきりで生きているだけの数年間や、痴呆でもはや自分の意志では生活できない数年間という重度のものまで、様々でしょうが、少なくとも楽しい状態ではありませんしできたら避けたい期間であります。

寿命と健康寿命を完全に一致させることは、ここまで長寿国になった今では、なかなか難しい事ではありますが、さすがに10年も痴呆状態になったり、寝たきりになったりは、大切な家族にも迷惑をかけてしまう事となります。

そこまでいかなくても、時間もお金もある程度はあるのに好きな所へ行けない、健康上の問題で好きなものが食べれない…といったことも、避けたいと思いませんか。
そんな期間はせめて1年でも短くして、少しでも寿命と健康寿命を近づけたいと筆者は考えています。

◆健康と長寿、ブルーゾーンとは何か?

さて今回、健康と寿命についてのお話をするにあたって参考にした 『The Blue Zones(ブルーゾーン)2nd Edition』 という本についてですが、こちらは、世界中の元気な100歳以上の方のライフスタイルを研究し、健康寿命をのばす9つのルールを解説した本となっています。すこし要約しながらブルーゾーンについてお話ししますのでぜひ参考にしてみて下さい。

*ブルーゾーンとは?

ブルーゾーンとは《世界五大長寿地域》の事です。
1:イタリア・サルデーニャ島
2:日本・沖縄
3:アメリカ・ロマリンダ
4:コスタリカ・ニコジャ半島
5:ギリシア・イカリア島

世界中で元気に長生きしている100歳以上の方がとても多くいらっしゃる代表的な地域5選という訳ですが、遠く離れたこれらの地域には、島(または島のような地域)であることなど含め、たくさんの共通点があるようです。

その一つが、島文化ならではの地域社会との密接な関係です。大都会などとは違い、これらの地域では家族や親族、友人や地域の人々との関係性が密接であるという特徴があります。

現代人は密接な人間関係が苦手な人も多いかもしれませんが、私たち人間にとって太古の昔から仲間がいる事や、日常で親しく人とかかわるという事は、多かれ少なかれ必要であり、とても大切な事なのです。
大切な人と時間を共有している時、人は幸せホルモンが多く分泌されたり、ストレスから体を守ってくれる物質が多く分泌されます。それらのおかげで、心も体も健康になっていく事が多くあります。

また、人だけではなく自然とも密接な関係を持っている場合が多くあるようです。緑の少ない都会のタワマンではなく、少しくらい不便でも自然が多く残っている地域や、ファストフードではなく地産地消の野菜や果物を多く摂取している事が、これらの地域には多いようです。
その辺りも見ていきながら、健康寿命をのばすヒントを探していきましょう。

*なんくるないさ~の沖縄を参考にする

先ほど紹介した5つのブルーゾーンの中でも、やはり同じ日本である沖縄は、私たちの文化的にも遺伝子的にも参考になる事が多いかと考えます。
ただ現在の沖縄の食生活や生活スタイルは、アメリカナイズされた現代的な物が多いので、かつての沖縄、かつての日本と考えた方が良いかもしれません。

本書では、1人の沖縄で生まれ育った元気いっぱいの102歳の女性の生活スタイルを参考にお話をすすめていました。
彼女は青春時代を第二次世界大戦渦で過ごし、生まれてからずっと質素な食生活を送っています。豊かになった現代でも、自家製の野菜や果物を中心に少しのたんぱく質を摂り、質素な日本食を、もちろん腹八分目までの摂取として、早寝早起きをして自然と共存しているそうです。

そして畑仕事をすることで、適度な運動となり、近隣の人と会話し親切にする、笑顔を絶やさない事を心がけて生活していたとのことです。
何も特別な事はしていないと話していましたが、意外にも現代の私たちが同じようにすることはハードルが高いのかもしれません。
それでも彼女の生活は、元気で健康に長生きするためのヒントがたくさん詰まっていましたので、それらを参考に、私たちでもできる《健康寿命》をのばす方法3選を、次の章から具体的にお話ししていきたいと考えています。

◆健康寿命を延ばすためにこれをしろ3選

前章までのお話で、単なる寿命ではなく《健康寿命》を延ばすことが大切である事、その《健康寿命》を延ばすためにはどのような生活スタイルが良いかが何となく見えてきたと思います。
そこでこの章では、具体的どのようにすれば《健康寿命》が1年でも長く伸ばせるかを5つのポイントに分けてお話しします。全部できなくても構いません。できることからストレスなく1つずつ実践して、1年でも長い健康寿命を手に入れて、楽しい老後を送りましょう。

【1】体を動かす

1つ目は《適度な運動をする》という事です。これは何も健康寿命に限った事ではなく、生活習慣病の予防やアンチエイジング、体形の維持などにも関わることで、健康でいる事の基本の一つとなっています。
激しい運動は必要ありません。マラソンやボクササイズや水泳をする事だけが運動ではありません。ジムに通わなくても良いのです。

もちろん運動が好き、苦にならない人は上記のような運動はじめたくさん運動してください。けれども筆者と同じく体を動かすことが苦手である、毎日の決まった運動は無理であるという人は、特別な運動ではなく日常に何となく体を動かす機会を作ることからで構いません。

例えば…
●エレベーターやエスカレーターではなく1階だけでも階段を使ってみる
●一駅なら歩いてみる
●歯磨きやお料理の最中に、つま先立ちや片足立ち、屈伸をしてみる
●家族に任せていた犬の散歩を時々してみる
●椅子に座っている時に足のストレッチをしてみる
●自転車ではなく歩いてスーパーやご近所に行ってみる
●ガーデニングや家庭菜園をする

上記のような日常生活の中でできる運動を、少し意識的に取り入れ、継続する事で将来的に大きな結果に結びつきます。気づかないうちにダイエットできていたりもあるかもしれませんね。
またガーデニングや家庭菜園は、色々な動作を伴う良い運動になるだけでなく、季節の植物を感じる事が出来たり収穫した野菜やハーブを使って健康的な食生活にも結び付きます。

【2】食事は2つのポイントだけ

次に食生活についてです。私たちの体は私たちが口にしたものだけで作られています。良い水でも悪い水でも、自然な野菜たっぷりの食事でもジャンクフードでも、等しく私たちが口にしたものだけで私たちの体は作られている事を忘れてはいけません。健康になるも体を壊すも、それはみなさんご自身の食生活にかかっているという事です。

だからといって難しく考える必要はありません。徹底的にこだわった食生活をする必要はありません。

ポイントはたった2つです。
1:食べ過ぎない
2:植物性のものを中心に食べる

この2つを基本とすれば、あとはそんなに難しく考える事は無いので誰でも簡単に実践可能です。

2-1:食べ過ぎない

具体的に言うと、はるか昔、孔子が言っていた《腹八分目》にすれば完璧です。私たちは何となく『お腹が膨れてきたしそろそろ止めよう』と考えがちですが、その時点で腹八分目は過ぎています。
『空腹がおさまったからそろそろ食べるのを止めよう』位が本来は良いようです。
それがなかなか難しい場合は、まずは『あーもうお腹いっぱい!!』でなはい少し前に止めるところから始めてみましょう。

それでもやはり時にはおいしいものを思う存分食べてみたくなるのが私たちです。毎日節制し続けるのはストレスにも繋がります。そんな時は思い切っておいしいものを存分に食べてしまって良いのです。

その代わり、
●1日3食ではなく2食にしてみる
●食べ過ぎた翌日は1日ファスティングをしてみる
●時々2~4日のファスティングをしてみる
●定期的にチートデイを作る

等という様に、どこかでつじつまを合わせてしまえば良いだけですから、難しく考えないでください。
そのうちに、空腹感にも慣れますしお腹いっぱいがむしろしんどく感じて、腹八分目が当たり前に習慣となってくれます。

2-2:植物性のものを中心に食べる

昨今の低糖質ブームからも、たんぱく質や脂質ならいくら食べてもよい!という食文化が定着しつつありますが、それはある意味健康を害する事になりかねません。
もちろん、お砂糖や小麦を大量に摂りすぎている現代の食生活には大きな問題がありますが、だからと言ってお肉ばかり食べることが良いとも言えないのです。

前章でご紹介したブルーゾーン( 世界五大長寿地域 )の食文化として共通していたのは《植物性の食品を中心とした食生活である》という事でした。基本的には、地域でとれた野菜や果物やキノコやハーブなどを中心として、精製されすぎていない穀物を食べ、たんぱく質は主に豆類から摂取しています

植物性の物には、ファイトケミカルと呼ばれる、ビタミンやミネラルとはまた違った、特別な働きをする栄養素が数多く含まれています。
よく知られるところでいうと《大豆のイソフラボン》《トマトのリコピン》《ブルーベリーのアントシアニン》などが有名ですね。
その他にも知られているだけで1500種類以上あり、殺菌作用や抗酸化作用、抗がん作用などが見られるものも多く、健康寿命を延ばすにあたってはこれからますます期待される成分が数多くあると考えられています。

もちろん、動物性の食品を全く食べるなという事ではありません。上記の長寿地域でも、お祝い事や特別な日には、牛肉や羊肉やお魚を食べたり、豚肉をたくさんふるまったりもします。
ただ、それらを中心とした食生活ではなく、あくまで中心は植物性のものを摂取するという事なのです。

そしてこれも当たり前の事ですが、いくら植物性の物でも、コンビニやジャンクフードを中心とすることは論外です。
薬品や添加物いっぱいの野菜では体は健康になるどころか病気に一直線です。
しかしこれも程度問題で、毎日毎日体に良い新鮮な植物性の食品を摂り続けることは、都会に住む忙しい現代人には大変難しいこともあるので、その場合も、普段摂ってしまっている添加物や動物性食品から発生し体内に留まってしまう毒素を体外に排泄するデトックスをおこなう事が大切となってきます。

【3】スローダウンとコミュニケーション

最後3つ目は、生活全体を少しゆっくりとさせる…スローダウンして、人とのコミュニケーションをとる時間を作ってみようという内容です。
もちろん普段から人と接する事が多くそれがストレスな方は、ゆっくり一人で過ごす時間を取ることで構いません。
要する事に何が必要・大切かというと、ストレスをためすぎないという事です。

五大長寿地域の一つであるコスタリカのニコジャ半島もアメリカのロマリンダでも、1日のうちに仕事や勉強をしない休息の時間帯がどこかに当たり前に設けられ、友人や知人とゆっくりとコミュニケーションを取ったり、一人でゆっくり時間を楽しむタイミングがあります。
日本の沖縄でも、昔は夕方になると模合(もあい)と呼ばれる近所の集まりがあり、友人たちと飲んだりおしゃべりする時間がありました。
その時間があることで、健康の最大の敵であるストレスが軽減され健康長寿へと繋がると考えられています。

人間は過剰なストレスを放置したままだと、体に炎症を起こすホルモンを出したり、ホルモンのバランスがくずれたり、活性酸素も過剰になり、万病の元となりいずれは体を壊してしまいます。
頑張ることが当たり前で、スローダウンした生活はさぼっていると考えられることもありますが、そんなにめちゃくちゃに頑張っても、気づいたら健康を害していたなんて事になっては元も子もありません。

人生が50年なのであればがむしゃらに生きるのも良いかもしれませんが、寿命だけが大幅に伸びてしまった現代では、子育てや仕事を終えた後の人生の方が長くなります。
その時に健康でなく、制限のある生活をするのは馬鹿らしくないですか。少しだけ生活にゆとりを持って、ストレスを軽減する時間を自分にあげることが、未来への健康投資だと考えます。

◆まとめ

本日は《寿命と健康寿命のちがい》についての説明、そして大切なのは健康で制限なく元気に過ごす事ができる《健康寿命を延ばす事》であるとお話ししました。
そしてその《健康寿命》を少しでも延ばすためには、何が必要かを、世界の五大長寿地域生活習慣などを参考に解説しました。
健康で楽しい老後を送るためには1:適度な運動、2:健康的な食生活、3:スローダウンした生活の3つがとても重要だという事をお話ししましたが、中でもやはり私は職業上のかかわりも大きい2番の食生活が特に重要だと考えます。
けれども、毎日毎日完璧な食生活を送ることは、現代人にはかなり大きなハードルとなるので、ある程度気を付けつつ、時には食べたいものを食べたい時に思う存分食べる日を設けてもOK。
ただその代わりファスティングや食事回数を減らしたり、デトックス(毒だし)を行って、どこかでつじつまを合わせてしまいましょうというお話もしました。

当店では、1日1~2食の置き換えや、短期・中期のファスティング、日常的な腸活によるデトックスなどをおすすめし、そのための《発酵酵素原液》をおすすめしております。

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